Pentium 4 / Pentium D 用チップセット(Intel 945 シリーズ)

Intel 製チップセット(945P / 945G / 945PL / 945GZ)

チップセット Intel 945P Intel 945G Intel 945PL Intel 945GZ
FSB 533 / 800 MHz
メモリインターフェイス DDR2 SDRAM
デュアルチャネル DDR2
DDR2 SDRAM
デュアルチャネル DDR2
DDR2 SDRAM
シングルチャネル DDR2
DDR2 SDRAM
シングルチャネル DDR2
サポートメモリ DDR2-533 / 667 DDR2-533 / 667 DDR2-533 DDR2-533
メモリ帯域 最大 10.6 GB/sec 最大 10.6 GB/sec 最大 4.2 GB/sec 最大 4.2 GB/sec
最大メモリ容量 4 GB 4 GB 2 GB 2 GB
グラフィックインターフェイス PCI Express x16 PCI Express x16 PCI Express x16 ×(外部 GPU 非対応)
内蔵グラフィックス × ○(Intel GMA 950) × ○(Intel GMA 950)
USB USB 2.0(8ポート)
IDE ATA/100(1ポート)
Serial ATA SATA-150 × 4

Pentium 4 / Pentium D 用チップセット(Intel 945 シリーズ)

「Lakeport」アーキテクチャ(945 シリーズ)

Intel 945 シリーズは Lakeport のコードネームで呼ばれ、915 系(Grantsdale)の後継として登場しました。 Pentium 4(Prescott / Cedar Mill)や Pentium D(Smithfield / Presler)に対応し、 さらに初期の Core Duo / Core 2 Duo(LGA775版) にも対応するなど、 NetBurst 世代から Core 世代への橋渡しとなったチップセットです。

915 系からの主な進化点

945 シリーズは 915 系の改良版で、以下の点が強化されています。

  • DDR2-667 対応(915 は DDR2-533 まで)
  • GMA900 → GMA950 へ強化(内蔵 GPU)
  • メモリ帯域の向上(最大 10.6GB/sec)
  • Core Duo / Core 2 Duo(初期)への対応

915 系で導入された PCI Express / DDR2 / SATA を継承しつつ、性能と互換性を強化した "成熟版 Grantsdale" と言える世代です。

945 シリーズの位置づけ

945 シリーズは Pentium 4 時代の後期メインストリームとして広く普及し、 OEM PC(DELL / HP / NEC など)で大量に採用されました。 特に 945G / 945GZ は GMA950 を搭載し、当時のオンボードグラフィックスとしては高い互換性を持っていました。

945 シリーズのバリエーション

945 シリーズは用途別に複数のモデルが存在します。

  • 945P:外部 GPU 前提のメインストリームモデル
  • 945G:GMA950 内蔵、PCIe x16 対応
  • 945PL:廉価版。シングルチャネル DDR2 のみ
  • 945GZ:GMA950 内蔵、PCIe x16 非対応(外部 GPU が使えない)

旧世代(915 / 865 / 845)との比較

945 シリーズは 915 系の改良版であり、865 / 845 系と比べると DDR2・PCI Express・SATA を備えた近代的な構成になっています。 特に GMA950 は GMA900 より描画性能が向上し、Windows Vista の Aero もサポートするなど、 内蔵 GPU の進化が大きな特徴です。