Core i3 は Intel が 2010 年に投入したエントリー向け CPU シリーズで、 Core i5 / i7 の下位モデルとして位置づけられる。 低価格帯ながらハイパースレッディング(HT)を搭載する構成が多く、 「普段使い・軽いゲーム・事務用途に最適」というバランスの良さで人気を得た。

第1〜6世代までは 2 コア / 4 スレッド構成が中心で、低価格帯ながら快適な動作が特徴だった。 第7〜10世代では動作クロックが向上し、軽量ゲームや動画編集の入門用途にも対応。 第11世代で 4 コア化、第12世代以降は Pコア+Eコアのハイブリッド構成へ移行し、 エントリー帯ながら性能が大幅に向上した。

第14世代 Core i3(Raptor Lake Refresh / 2023)

第13世代の最適化版。エントリー向けながら高クロック化が進んだ。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
14300 Raptor Lake Refresh 3.8GHz×4P 4.6GHz UHD730 LGA 1700 Intel 7 2MB×4 60W HT/TB/AES/AVX2
14300T Raptor Lake Refresh 2.0GHz×4P 4.2GHz UHD730 LGA 1700 Intel 7 2MB×4 35W HT/TB/AES/AVX2

第13世代 Core i3(Raptor Lake / 2022)

4 コア / 8 スレッド構成で、エントリー帯としては高い性能を持つ世代。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
13100 Raptor Lake 3.4GHz×4P 4.5GHz UHD730 LGA 1700 Intel 7 2MB×4 60W HT/TB/AES/AVX2
13100T Raptor Lake 2.5GHz×4P 4.2GHz UHD730 LGA 1700 Intel 7 2MB×4 35W HT/TB/AES/AVX2

第12世代 Core i3(Alder Lake / 2021)

第11世代から大きく刷新され、4コアながら IPC が大幅向上した世代。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
12100 Alder Lake 3.3GHz×4P 4.3GHz UHD730 LGA 1700 Intel 7 1.25MB×4 60W HT/TB/AES/AVX2
12100F Alder Lake 3.3GHz×4P 4.3GHz なし LGA 1700 Intel 7 1.25MB×4 58W HT/TB/AES/AVX2
12100T Alder Lake 2.2GHz×4P 4.0GHz UHD730 LGA 1700 Intel 7 1.25MB×4 35W HT/TB/AES/AVX2

第10世代 Core i3(Comet Lake / 2020)

4コア / 8スレッド化で性能が大幅に向上した世代。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
10100 Comet Lake 3.6GHz×4P 4.3GHz UHD630 LGA 1200 14nm 256KB×4 65W HT/TB/AES/AVX2
10100F Comet Lake 3.6GHz×4P 4.3GHz なし LGA 1200 14nm 256KB×4 65W HT/TB/AES/AVX2
10100T Comet Lake 3.0GHz×4P 3.8GHz UHD630 LGA 1200 14nm 256KB×4 35W HT/TB/AES/AVX2

第9世代 Core i3(Coffee Lake Refresh / 2019)

4コア / 4スレッド構成。HTは非搭載。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
9100 Coffee Lake Refresh 3.6GHz×4 4.2GHz UHD630 LGA 1151 14nm 256KB×4 65W TB/AES/AVX2
9100F Coffee Lake Refresh 3.6GHz×4 4.2GHz なし LGA 1151 14nm 256KB×4 65W TB/AES/AVX2

第8世代 Core i3(Coffee Lake / 2017)

4コア / 4スレッド化し、大幅に性能が向上した世代。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
8100 Coffee Lake 3.6GHz×4 なし UHD630 LGA 1151 14nm 256KB×4 65W AES/AVX2

第7世代 Core i3(Kaby Lake / 2017)

2コア / 4スレッド。高クロック化が進んだ世代。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
7350K Kaby Lake 4.2GHz×2 なし HD630 LGA 1151 14nm+ 256KB×2 60W HT/AES/AVX2
7100 Kaby Lake 3.9GHz×2 なし HD630 LGA 1151 14nm+ 256KB×2 51W HT/AES/AVX2

第6世代 Core i3(Skylake / 2015)

2コア / 4スレッド。DDR4対応が大きな特徴。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
6100 Skylake 3.7GHz×2 なし HD530 LGA 1151 14nm 256KB×2 51W HT/AES/AVX2

第5世代 Core i3(Broadwell / 2015)

第5世代Core i3は、ノートパソコン向けのUシリーズ等のみの展開となっており、デスクトップ向け製品は存在しません。

第4世代 Core i3(Haswell / 2013)

2コア / 4スレッド。内蔵GPUが強化された世代。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
4130 Haswell 3.4GHz×2 なし HD4400 LGA 1150 22nm 256KB×2 54W HT/AES/AVX2

第3世代 Core i3(Ivy Bridge / 2012)

22nm Tri-Gate トランジスタ採用。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
3220 Ivy Bridge 3.3GHz×2 なし HD2500 LGA 1155 22nm 256KB×2 55W HT/AES/AVX

第2世代 Core i3(Sandy Bridge / 2011)

内蔵GPUがCPUに統合された最初の世代。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
2100 Sandy Bridge 3.1GHz×2 なし HD2000 LGA 1155 32nm 256KB×2 65W HT/AES/AVX

第1世代 Core i3(Clarkdale / 2010)

初代 Core i3。2コア / 4スレッド構成。

モデル コア名 実クロック TB時 GPU ソケット プロセス L2キャッシュ TDP 拡張命令
530 Clarkdale 2.93GHz×2 なし HD Graphics LGA 1156 32nm(CPU)+ 45nm(GPU) 256KB×2 73W HT/AES/SSE4.2