ルンガ沖夜戦

鼠輸送(東京急行)を阻止する為、カールトン・ライト少将率いる第67任務部隊が日本の輸送部隊を攻撃。

揚陸準備に入っていた大日本帝国海軍は奇襲を受けた形となったが、警戒隊の駆逐艦「高波」が集中攻撃を浴びている間に態勢を立て直して雷撃。重巡洋艦「ノーザンプトン」が沈没、重巡洋艦「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「ペンサコラ」が大破した。

日本は駆逐艦「高波」を失った。日本の駆逐艦部隊が重巡洋艦4隻を擁する敵艦隊に勝利した形だが、鼠輸送には失敗。指揮を取った田中頼三少将は一ヵ月後に二水戦司令官を解任された。

アメリカ海軍のサミュエル・モリソン少将が編纂した「アメリカ海軍作戦史」では、日本側の第二水雷戦隊司令官・田中頼三少将を"redoubtable Tanaka(不屈の猛将・田中)"と評している。

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