正規空母「Saratoga Mk.II」

正規空母「Saratoga Mk.II」

2017年9月12日、大型正規空母「Saratoga」に待望の改二改装「Mk.II」が実装された。海外製空母、およびアメリカ艦として初の改二実装であり、しずまよしのり氏が手掛ける艦娘としては長門に続く二人目の改二となる。改装には試製甲板カタパルトを必要とするが、それに見合うだけの「夜間作戦能力」という唯一無二の個性を手に入れた。

⚓ 夜間作戦用航空母艦としての真価

Saratoga Mk.IIの最大の特徴は、運営より「夜間作戦用航空母艦」と定義されている点にある。

  • 要員不要の夜襲攻撃: 他の空母が夜戦に参加するには「夜間作戦航空要員」という装備スロットを一つ割く必要があるが、彼女はその必要がない。4スロット全てに夜間戦闘機や攻撃機を搭載でき、圧倒的な夜戦火力を発揮する。
  • 高い素火力: 火力値は赤城改二戊をも凌ぎ、翔鶴改二甲に次ぐ高水準。昼戦においても正規空母としてトップクラスの打撃力を誇る。
  • 射程の改善: 未改装時に「短」へ低下していた射程が、カタパルト搭載により「中」へと復帰。砲撃戦での行動順が改善され、使い勝手が大幅に向上した。

💥 「白」と「黒」、使い分けのジレンマ

黒い装甲空母「Mk.II Mod.2」へのコンバートが可能だが、改装のタイミングには細心の注意が必要となる。

  • 任務と改修の制約: 専用出撃任務「夜間作戦空母、前線に出撃せよ!」は、このMk.II(白サラ)形態でなければ達成不可。また、特定の装備改修においてもこの形態を要求されることが多く、即座に装甲空母化してしまうと足止めを食らうことになる。
  • スロット構成の変化: 第4スロットが6機まで減少しているため、艦上偵察機(彩雲等)の運用に適している。総搭載数は改装前より微減しているが、スロットごとの配分はより洗練されたものとなった。

🚫 連合艦隊の壁と、5スロット勢の台頭

夜戦空母として革命を起こした彼女だが、実戦においては特有の悩みを抱えている。

最大の問題は、イベント海域の「連合艦隊」仕様である。彼女を編入できるのは第一艦隊に限られるため、夜戦が発生する前に戦闘が終了するか、第二艦隊しか夜戦に参加できないケースが多く、その真価を発揮する機会が限られてしまう。
また、後に実装された赤城改二戊・加賀改二戊といった「5スロット夜戦空母」の登場により、純粋な戦力としての立場は厳しくなっている。しかし、彼女を起点とする任務で得られる夜間機は極めて高性能であり、夜戦戦力の拡充においてSaratogaは避けて通れない「母なる空母」と言える。

💡 唯一無二の夜間機供給源として

装甲空母の利便性に隠れがちだが、Mk.II(白)は通常海域の攻略において極めて高い安定感を誇る。

  • 圧倒的な利便性: 羅針盤や任務条件が許す限り、とりあえず編成に組み込むだけで昼夜問わず高火力を叩き出す。中破で攻撃不能になる弱点はあるものの、正規空母としての完成度は非常に高い。
  • 総評: 「Sister, are you ready?」のセリフと共に放たれる艦載機は、今もなお多くの提督の航路を切り拓いている。カタパルトの使用をためらう必要はない。彼女こそが、あなたの艦隊に「夜の勝利」をもたらす鍵となるだろう。
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