重雷装巡洋艦「北上改二」「大井改二」
2013年6月19日、艦これ史上初となる「改二」改装が重雷装巡洋艦「北上」「大井」の両名に実装された。
⚓ 改二一番乗りと「ハイパー」への変遷
北上は、改の時点では「スーパー北上さま」を自称していた。しかし、この改二実装によって手に入れた規格外の攻撃力は、もはや自称の域を超えた。 周囲の提督らから畏怖と敬意を込めて「ハイパー北上様」と呼称されるようになったのは、この改装以降のことである。 大井と合わせた通称「ハイパーズ」は、当時の艦隊運営において最強の代名詞となった。
💥 キャップ到達と戦術的優位
彼女たちの最大の特徴は、改からさらに強化された先制雷撃にある。
- 初期の雷装スペック: 装備なしの状態での雷装上限値は139。甲標的を装備するだけで雷装151となり、当時の昼戦・単縦陣における攻撃力キャップへ、未改修の状態であっさり到達していた。
- 撃破能力: 軽巡・雷巡flagshipを確定撃沈、重巡・空母クラスを確定中破以上に追い込むその威力は、航空戦後の「掃除役」として極めて重要であり、ターン制における先制の重要性を提督たちに知らしめた。
- 夜戦火力: 北上改二の運の初期値は30。幸運艦に比べれば不安定ではあるが火力と雷装の合計値は全艦種中最強クラス。夜戦フィニッシャーとしての適性は運の低い特効艦を凌駕することさえある。大井改二は運13なので夜戦連撃推奨。
🚫 2015年夏の悲劇と「出禁」の歴史
長らくボスキラーとして君臨した彼女たちだが、その強さゆえにメタ的な制約を受けた過去がある。 特に2015年夏イベント(E-6, E-7)では、「雷巡を1隻でも編成に含めるとボスへ到達できない(ルート逸れ)」という露骨な制限が課された。
💡 現代における運用と課題
2021年のアップデートにより、昼・夜ともに火力キャップが解放された。
- 装備の多様化: 現在は五連装酸素魚雷の改修や熟練見張員の補強増設など、キャップ解放後も火力を伸ばす手段が増えている。
- 利便性とコスト: 修理費は軽巡ベースで安価。レベル50で完成するという戦力化の早さも健在。
- 短所: 水上機が搭載できず弾着観測射撃の恩恵を受けられない、対地攻撃手段が乏しいといった明確な弱点も併せ持つ。
「防御力はないんだよー」と自称する通り耐久面には不安を抱えるが、それを補って余りある圧倒的な投射能力を持つ彼女たち。 イベント海域の最終局面でフィニッシャーに困った際、最後に頼れるのはやはり、この最古参の「ハイパーズ」かもしれない。
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