正規空母「飛龍改二」

2014年6月6日、正規空母として初となる改二改装が二航戦「飛龍」に実装された。改造レベルは当時最高値のLv77。大和型や矢矧改に続く「桜ホロ」カードとしての登場は、彼女が特別な存在であることを提督たちに印象付けた。

⚓ 圧倒的な回避と「運」の力

飛龍改二の最大の特徴は、改から大幅に強化された回避・索敵、そして空母屈指の「運」の高さにある。 初期運50という数値は、現在も空母系の中で最高峰の部類に属する。

💥 絶妙な火力が生む「反撃の咆哮」

性能面で特筆すべきは、実装当時全艦娘中1位を誇った「素の火力」である。

  • 火力キャップへの適正: 基本火力67から導き出される攻撃値は、無装備状態で155に達し、当時の旧キャップ値を素で超えていた。現在も、最小限の艦載機積み増しでT字有利時の火力キャップを意識できる絶妙なバランスを保っている。
  • 支援艦隊での適性: 燃費が赤城改より良好(燃料-5)でありながら、支援攻撃における攻撃力は戦艦大和にも迫る。低燃費・高火力の支援要員としての価値は非常に高い。
  • 防御とコスト: 装甲空母ではないため中破で置物になる弱点はあるが、高い回避性能と、正規空母としては控えめな修理費用がそれを補っている。

🚫 偏った艦載機スロットと運用の妙

搭載数合計は81機と、一航戦や五航戦に比べるとやや控えめである。 特に第4スロットは「4機」と極端に少ない。

この4スロット目を「艦戦による制空微調整」や「熟練艦載機整備員」「艦隊司令部施設」等の特殊装備枠としてどう活用するかが、飛龍改二運用の鍵となる。 また、第1スロット(18機)が現代の激化した対空砲火に晒されると「戦爆連合」カットイン攻撃を維持しにくいという、時代背景による苦労も併せ持っている。

💡 改修の起点と「多聞丸」の魂

飛龍改二は、現在も「九七式艦攻(友永隊)」の改修を担当できる唯一の存在として、艦隊の装備強化に欠かせない役割を担っている。

  • 継戦能力: 改造に特殊なアイテムを必要とせず、任務に頼らずとも強力な持参装備を得られる点は、中堅提督にとっても大きな利点である。
  • 総評: 五航戦のような装甲や圧倒的な搭載数はない。しかし、ここぞという場面で攻撃をねじ込み、避けてみせるその姿には、かつてミッドウェーで孤軍奮闘した「多聞丸」の魂が宿っている。

正規空母改二の先駆者として、彼女が刻んできた歴史は重い。 支援で支えるか、あるいはその高い回避と火力を信じて最前線に投入するか。提督の腕の見せ所と言える艦娘である。

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