駆逐艦「天津風改二」
2023年7月7日、島風と共に新型機関のテストを繰り返した陽炎型駆逐艦「天津風」に改二改装が実装された。実装日に合わせ、持参装備がすべて「★+7」という徹底したこだわりが話題となった。単なるステータス向上に留まらず、速力グループの変更や補強増設の拡張により、現代の高速周回任務において欠かせない「唯一無二の駆逐艦」へと進化を遂げている。
⚓ 駆逐艦の常識を覆す「高速A群」と拡張性
天津風改二の真価は、島風と同じ「高速A群」への所属変更と、補強増設の利便性にある。
- 缶1スロットで「高速+」へ: 持参する「新型高温高圧缶★+7」を1個装備するだけで、タービンを介さず「高速+」に到達可能。これにより、3-2(キス島沖)等の高速+ルート固定が必要な海域において、装備スロットを圧倒的に自由に使える。
- 補強増設のシナジー: 増設枠に電探を装備できるほか、強化缶の搭載も可能。夜戦連撃を維持したまま「最速」設定にすることも容易であり、高速回避と高火力を両立した運用が極めて強力だ。
- 最硬の駆逐艦: 中型バルジを装備可能で、元々高い装甲値をさらに上乗せできる。現在は初月改二にその座を譲る場面もあるが、長らく「最も硬い駆逐艦」として前線を支え続けている。
💥 大発動艇と「★+7」の贈り物
陽炎型改二としての基本性能に加え、上陸艇の運用能力を手に入れたことで運用の幅が劇的に広がった。
- 輸送・対地能力の獲得: 大発動艇系を装備可能(内火艇は不可)。高速A群かつ大発搭載可能な駆逐艦は極めて稀少であり、期間限定海域の輸送作戦や対地戦において、速度制限をクリアしつつ戦力を投じるための切り札となる。
- 驚異の持参装備コスト: 彼女が持ってくる★+7の新型缶や連装砲くんは、自前で改修して用意しようとすると膨大なコストがかかる。その価値ゆえに、サブ艦を育成して装備を量産する「天津風牧場」を検討する提督も少なくない。
🚫 進化した煙突帽子と、中破入渠の誘惑
ビジュアル面でも大きな進化を遂げており、秘書艦として母港に配置すると、トレードマークである煙突帽子からの排出煙がアニメーションで動く仕様となった。
改二ではハート型の煙が1つから3つに増えており、彼女の感情の高まり(?)を感じさせる。また、入渠時のセリフも改二専用となり、特に中破入渠時の「くしゃみ」に心を撃ち抜かれる提督が続出。史実では艦首を失うほどの大被害を負った彼女だが、艦娘としては「提督の上着を借りる」というマイルドかつ親密な表現に昇華されている。
💡 高い運上限と、飽くなき速度への探求
平均的な駆逐改二以上の性能を持ちつつ、特定の条件下で爆発的な利便性を発揮する。
- 運のポテンシャル: 初期運は22と並だが、運の上限値が非常に高く設定されている。まるゆ等で改修を極めれば、最速・高装甲・夜戦カットインという、まさに「島風の理想」を具現化したようなスペックへと到達する。
- 総評: 「いい? 風を、風を感じて!」という言葉通り、彼女を運用することは艦隊に新しい「風」を吹き込むことに他ならない。新型缶の改修コストを考えれば、天津風改二の育成は艦隊全体の機動力向上に直結する先行投資と言えるだろう。
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