駆逐艦「Scirocco」
2020年秋イベント『護衛せよ!船団輸送作戦』E-1「発動!MG1作戦」ドロップ艦として実装された、マエストラーレ級駆逐艦の末娘「Scirocco(シロッコ)」。彼女の合流により、海外駆逐艦級としては初の4姉妹全員集結が果たされた。地中海の熱い風の名を冠しながらも、その性格は驚くほどマイペース。姉たちやイタリア艦隊の仲間に甘えながら、食っちゃ寝を繰り返す鎮守府の「ぐうたら愛され末っ子」である。
⚓ イタリア駆逐艦の完成形と「パスタ艦隊」の集結
Sciroccoの実装は、イタリア艦娘による連合艦隊編成を可能にし、欧州艦隊の運用に新たな金字塔を打ち立てた。
- 海外勢初の「同型4隻」制覇: Maestrale、Grecale、Libeccio、そしてScirocco。この4姉妹が揃ったことで、イタリア駆逐艦のみでの水雷戦隊編成が現実のものとなった。
- 対潜と回避のバランス: マエストラーレ級共通の特徴として、高い対潜能力を保持。さらに末っ子らしい(?)身軽さで、敵の攻撃をかわしながら確実に爆雷を叩き込む。
- イタリア艦隊の要: 彼女の実装により、イタリア艦のみで12隻の連合艦隊(水上打撃部隊)を組むことが可能に。ZaraやItaliaといった先輩たちに囲まれ、末っ子としての特権を存分に発揮している。
💤 「食っちゃ寝」の極致と、時折見せる「天才」の片鱗?
イラストレーター・じじ氏による無防備なデザインと、竹達彩奈氏の愛らしいボイスが、彼女の脱力系キャラクターを見事に完成させている。
- 驚異の「二度寝」時報: 0時から眠気を訴え、早朝5時に起こされても即座に「二度寝」を宣言。10時に実行し、14時には食後の昼寝、23時には「疲れたから寝る」と締めくくる。この徹底したぐうたらぶりは、初雪や望月をも凌駕する逸材。
- 「プレッシャー」を感じる戦闘台詞: 砲撃時の「落ちろって! ...あれ?」や中破時の「あれ? なんで動かないの?」といったセリフは『機動戦士Zガンダム』に登場する木星帰りの天才指揮官へのオマージュ。性格はあちらほど苛烈ではないが、どこか底知れない「天才」のオーラを漂わせている......かもしれない。
- 旺盛な食欲: 寝ていない時間はだいたい食べている。姉の手料理からZaraのパスタ、間宮のアイスまで、イタリア艦隊の食の恩恵を一身に受けている。グレちゃんの分まで食べようとする食いしん坊な一面も。
🎃 季節を彩る「危うすぎる」限定グラフィック
姉たちに違わず、限定グラフィックが実装されるたびに提督と憲兵さんの視線を釘付けにするのが彼女の宿命である。
- 3倍ならぬ「5倍返し」のバレンタイン: 贈り物をする際、ちゃっかり5倍の報酬を要求してくる計算高さ。末っ子の甘え上手が光る瞬間である。
- ミイラ仮装の「ハロウィンmode」: 包帯を巻いた姿で登場したが、その巻き方の甘さが「じじ氏節」全開。中破してジャック・オ・ランタンを枕にする頃には、さらに包帯が解けてしまい、鎮守府の風紀がシロッコ(南風)のように乱れる事態に。
- 謎に包まれた「梅雨mode」: レインコート姿で実装されたが、その下を想像させるミステリアスな装い。傘を振り回す危なっかしさと、転んだ際のスリルはマエストラーレ級の伝統芸である。
📚 嵐の前の静けさと「帰り道」の記憶
彼女が口にする「天気」への強いこだわりには、地中海の過酷な戦史が刻まれている。
- 荒天に消えた最期: 1942年、第二次シルテ湾海戦の帰路。激しい嵐に遭遇し、波濤の中に消えていった史実を持つ。時報で嵐の気配を感じた際に珍しく焦りを見せるのは、この「帰り道」のトラウマゆえ。
- 姉妹の絆: どんなにぐうたらしていても、姉たちが代わる代わる世話を焼きに来る様子からは、彼女がいかに愛されているかが伝わってくる。史実ではバラバラになった4姉妹が、提督の元で一つになれる喜びは、何物にも代えがたい。
💡 運用のヒント
Sciroccoを運用する際は、その高い対潜値を活かして潜水艦狩りのエキスパートとして重用しよう。特にイタリア艦特有の装備ボーナスを考慮すれば、見た目以上の火力を発揮する。
ただし、時報を聞く際は提督も一緒に眠気に誘われないよう注意が必要だ。食欲と睡眠欲を満たしてあげれば、彼女は地中海の風となって、どんな敵も追い払ってくれるだろう。
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