駆逐艦「Samuel B.Roberts」

駆逐艦「Samuel B.Roberts」

2018年、艦これ五周年任務の報酬として実装されたジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦「Samuel B. Roberts(サミュエル・B・ロバーツ)」。愛称「サム」の名で親しまれる彼女は、商船護衛を主任務とする「護衛駆逐艦」でありながら、サマール沖海戦で巨大な戦艦群を相手に伝説的な奮戦を見せた、勇気と献身の象徴とも言える存在だ。

⚓ 護衛駆逐艦としての特性と「高速化」の秘訣

駆逐艦の枠組みにありながら、その運用性質は海防艦に近く、ゲーム上でも極めて独特なステータスを持っている。

  • 駆逐艦唯一の「低速」: 実装当初、駆逐艦として唯一の「低速」艦であった。これは商船護衛を主目的とした史実に基づいているが、改良型艦本式タービン1つで「高速」へ引き上げられる特殊な設定がある。これは最期の海戦でリミッターを外して限界以上の速度を叩き出した逸話が元ネタだろう。
  • 対潜能力のスペシャリスト: 改装後は無条件先制対潜攻撃が可能となり、潜水艦に対する圧倒的な制圧力を誇る。まさに「対潜哨戒、万能なんだよ!」の言葉通り、船団の守護神として活躍する。
  • こだわりの艤装デザイン: 手にする5インチ単装砲の形状は、現代の個人防衛火器(PDW)「P90」がモデル。後方部隊を守るための火器というコンセプトが、護衛駆逐艦である彼女の立ち位置と見事にリンクしている。

⭐ 散りばめられた意匠と「クジラ」の記憶

ZECO氏の手によるデザインには、彼女の数奇な運命と武勲を物語るディテールが満載されている。

  • タフィ3の誇り: 胸には任務部隊「Taffy III」を指すバッジ、肩には艦長が受章した「海軍十字章」を佩用。帽子から垂れる信号旗は自身の船名符号を表しており、米海軍の伝統と誇りを全身に纏っている。
  • 衝突したクジラ: 彼女の周りにいる傷ついたクジラは、就役直後に大西洋でクジラと衝突し、潜水艦と見間違えるほどの衝撃で損傷したという珍しい事故が由来。中破時にもクジラを気遣うなど、心優しい一面が垣間見え、赤道祭でのエピソードを彷彿とさせる。
  • ディキシー・カップと星: 特徴的な白い帽子は米水兵の象徴「ディキシー・カップ」。リボンを留める金の星は受章した従軍星章を表しており、小さくとも立派な戦士であることを示している。

🌸 四季を彩る限定グラフィックと親しみやすさ

水着modeや晴着modeなど、季節ごとの装いも非常に個性的で、提督たちを楽しませてくれる。

  • 水着と補助フロート: 水着modeでは、腕に補助フロート(浮き輪)を着用。「カナヅチなのでは?」と噂される微笑ましい姿は、過酷な戦場を駆け抜けた彼女が見せる束の間の安らぎを感じさせる。
  • 晴着と機雷: 新春【晴着】modeでは、かわいらしい振袖姿を披露。......だが、なぜか手には機雷を携えており、お祝い事でも油断しない彼女らしい物騒さが話題となった。
  • 2026年「桃の節句」: 最新の【桃の節句】modeなど、米海軍艦艇ながら日本の文化にも積極的に馴染もうとする姿は、まさに自由・平等、そして友情の架け橋と言える。

💡 運用のヒント

サミュエル・B・ロバーツは、低速艦であるがゆえのルート固定制限には注意が必要だが、タービン1つで高速化できるため運用の柔軟性は高い。特に潜水艦が混じる海域や、連合艦隊の第二艦隊において、その高い対潜能力と「不屈の闘志」は必ずや艦隊の助けになるだろう。

実装日: 更新日: