練習特務艦「朝日」

練習特務艦「朝日」

2023年夏イベント『船団護衛!輸送航路防衛戦』E-2「朝日、再び」でドロップ艦として実装された、敷島型戦艦二番艦「朝日」。明治時代の日本海海戦で主力として戦った「かつての武勲艦」であり、長い時を経て練習特務艦、そして工作艦として大戦を支えた、日本海軍の歩みそのものを象徴する慈愛に満ちた「大先輩」である。

⚓ 「練習特務艦」から「工作艦」へ至る特殊な運用

朝日は、艦これにおいても既存の枠組みに捉われない、非常にトリッキーかつ貴重なシステム上の特徴を持っている。

  • 二つの顔を持つ補助艦: 未改造では「練習特務艦」、改造後は「工作艦」へと艦種が変化する。工作艦としては明石に続く2隻目の実装であり、艦隊の修理や特殊な装備改修において極めて重要な役割を果たす。
  • 演習の「潜水艦育成」スペシャリスト: 練習特務艦時の演習補正は、香取型とは異なる独自のパターンを持つ。特に潜水艦に対しては香取型以上の経験値ボーナス(旗艦時1.3倍、併用時最大1.45倍)をもたらすため、潜水艦娘たちの育成には欠かせない存在だ。
  • 戦艦の魂を持つ非戦闘艦: 内部的には軽巡級として扱われる場面もあるが、素の雷装・対潜値は0。自ら攻撃を仕掛けることは苦手だが、その存在自体が艦隊の練度と継戦能力を支える柱となる。

🌸 「私わたくし」と呼ぶ、物腰柔らかな最古参の気品

イラストレーター・赤坂ゆづ氏による気品溢れるデザインと、明坂聡美氏の落ち着いたボイスが、彼女の歩んできた長い歴史を感じさせる。

  • 全艦娘を見守る「おばあちゃま」的視点: 第二次世界大戦期の艦艇の多くを「二代目」として認識しており、新造艦を「可愛い」と愛でる姿は、まさに孫を見守る祖母のような慈愛に満ちている。
  • 那珂ちゃんさん呼びの衝撃: 艦隊のアイドル・那珂を「那珂ちゃん」と親しげに呼ぶ数少ない艦娘の一人。彼女の長いキャリアの前では、どんな大戦の殊勲艦も「可愛らしい後輩」に映るのかもしれない。
  • 戦艦時代の記憶: 戦闘時にはかつての主力戦艦としての誇りをのぞかせる。工作艦として裏方に徹しながらも、その心には日本海海戦の波濤が今も刻まれている。

📚 明治・大正・昭和を駆け抜けた「工作艦」の軌跡

彼女が語る「軌跡と最後」には、武勲艦から裏方へと転身し、最期まで艦隊のために尽くした献身の物語がある。

  • 三笠と共に戦った黄金時代: 日本海海戦では連合艦隊の一翼を担い、ロシア艦隊との死闘を制した。その時の経験が、後の練習艦としての高い指導力に繋がっている。
  • 貴重な後方戦力としての変遷: 近代化の波に飲まれ戦艦としての役目を終えた後、工作艦へと改装。シンガポール方面などで傷ついた多くの艦艇を修復し、戦いへ送り出し続けた。
  • 最期の地、カムラン湾: 1942年、米潜水艦の雷撃を受け、その長い生涯を閉じた。しかし、彼女が育てた乗員や修復した艦艇の存在は、大戦を戦い抜くための大きな礎となった。

💡 運用のヒント

朝日は「練習特務艦」として演習で潜水艦を集中育成するか、あるいは「工作艦」として母港での修理や装備更新をサポートさせるか、提督のスタイルによってその真価が分かれる。

実装日: 更新日: