正規空母「天城」
2015年冬イベント『迎撃!トラック泊地強襲』E-5「決戦!連合艦隊、反撃せよ!」突破報酬として実装された、雲龍型航空母艦の二番艦「天城」。マル急計画により戦時急造された正規空母でありながら、機動部隊として大海原を駆ける夢は露と消え、呉軍港での防空戦にその身を捧げた悲劇の航空母艦である。おっとりとした佇まいの裏に、燃えるような闘志を秘めた「呉の守り神」として提督の艦隊を支える。
⚓ 改造で真価を発揮する「新生機動部隊」の主力
天城は姉妹艦の雲龍と同様、改造を経て本来の正規空母としての能力を段階的に取り戻していく成長型の艦娘である。
- 正規空母屈指のコストパフォーマンス: 雲龍型共通の長所として、正規空母枠でありながら軽空母に近い低燃費を誇る。資源消費を抑えつつ制空権を確保したい中規模イベントや周回任務において、極めて高い運用効率を見せる。
- 「改」へのステップアップ: 初期状態では艦載機を一切持たず対空兵装のみだが、Lv50での改造(要改装設計図)により、強力な「六〇一航空隊」を伴って真の正規空母へと変貌する。スロット配分も実戦的になり、主力級の活躍が可能となる。
- 工作艦の影を持つバナーアイコン: 艦種アイコンの「航」の文字の下に「工(工作艦)」が透けて見えるという、史実の擬装網を彷彿とさせる特殊な仕様を持つ。これは彼女が呉で「浮き砲台」として過ごした記憶の断片とも言える。
🍁 艶やかな和装と「倒れ込み」の美学
イラストレーター・くーろくろ氏による緻密な和の意匠と、堀江由衣氏のたおやかなボイスが、彼女のミステリアスな色香を演出している。
- 斬新な中破グラフィック: 地面に力なく倒れ込む姿(通称:_(:3」∠)_)は実装当時、提督たちの間に大きな衝撃を与えた。その後、アップデートにより「天城改」には全く別の新規中破イラストが用意されるなど、グラフィック面でも手厚い待遇を受けている。
- 伝統的な着付けのこだわり: 限定グラフィックの「新春の晴れ着mode」で見せる寸胴なラインは、クラシックな和装の正解を追求したもの。メリハリのあるボディをタオル等で補正して着こなす姿に、彼女の奥ゆかしい美学が感じられる。
- 季節を彩る「買い出しmode」: なか卯コラボで見せた秋らしい紅葉柄の着物姿。中破時に露わになる白皙の背中は、普段の控えめな態度からは想像もつかないほど艶やかで、多くの提督を釘付けにした。
📚 呉の空に捧げた「不屈の防空戦」
彼女の物語は、華々しい海戦記ではなく、港を守り抜こうとした執念の防空記録である。
- 三段峡の擬装: 史実では呉軍港において、対岸の山々に溶け込むよう特殊な擬装網を被せられ「浮き砲台」として奮闘した。初期装備に対空機銃が多いのは、この最終局面での防空戦を反映したものである。
- 姉妹の絆と未完の夢: 雲龍、天城、葛城と続く三姉妹の中で、彼女は最も「和」のイメージが強く、静かな闘志を感じさせる。機動部隊としての出撃が叶わなかった無念は、提督の艦隊でこそ晴らされるべき宿願である。
💡 運用のヒント
天城を最大限に活かすなら、まずは設計図を準備してLv50の改装を急ごう。改造後に解放される任務群は、艦隊の防空・攻撃能力を底上げする貴重な装備への道標となる。
実戦では、その低燃費を武器に「連合艦隊・機動部隊」の第2、第3の空母枠として組み込むのが定石。かつて呉の空を守り抜いたその力は、今や提督の艦隊全体を護る盾となるはずだ。「今度は、ちゃんと戦えますから......」――彼女がそう言って飛行甲板を構えたなら、空の平穏は約束されたも同然だろう。
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