揚陸艦「あきつ丸」

揚陸艦「あきつ丸」

2013年12月24日、「大型艦建造」の実装と共に登場した日本陸軍が誇る特種船丙型(強襲揚陸艦)。艦艇ではなく「陸軍の船」という独自の出自を持ち、飛行甲板を用いた航空運用と大発動艇による上陸作戦を両立させる。現代のヘリコプター搭載護衛艦や強襲揚陸艦の先祖とも言える、画期的な多目的船である。

⚓ 唯一無二の艦種「揚陸艦」の運用術

あきつ丸は既存のどの艦種にも属さない「揚陸艦」として、特殊な戦術的価値を提供している。

  • 制空補助の切り札: 改造を施すことで、最大3スロットに艦上戦闘機を搭載可能となる。正規空母を投入できない海域や、あと一歩制空値が足りない状況において、彼女の制空補助は攻略の成否を分ける極めて重要な役割を担う。
  • 上陸作戦のスペシャリスト: 「大発動艇」などの上陸用舟艇を複数搭載でき、対地攻撃や遠征における資材獲得量の底上げに貢献する。ネズミ輸送(駆逐艦)とは一線を画す、圧倒的な揚陸能力こそが彼女の自慢である。
  • 特殊装備の開発: 彼女を秘書艦に据えることで、カ号観測機(回転翼機)や三式指揮連絡機(対潜哨戒機)といった陸軍独自の装備を開発できる。これらは対潜哨戒において独自の能力を発揮する。

🎨 陸軍の誇りと、漁業工船への転身

デザインとボイスには、彼女の数奇な運命と陸軍魂が込められている。

  • 凛々しき陸軍軍装: くーろくろ氏の手による、陸軍の制服を思わせるカッチリとした装い。背負った飛行甲板や「大発」の艤装は、機能美を追求した彼女のアイデンティティそのものである。
  • 「?であります!」の決意: 能登麻美子氏による、規律正しくもどこか愛らしいボイス。海軍の「艦娘」たちに囲まれながらも、陸軍の船としての誇りを失わない彼女の言葉は、提督たちの間でも親しまれている。
  • 秋刀魚祭りと「摂津丸」: 期間限定の「秋刀魚祭りmode」では、戦後に漁業工船「摂津丸」へと転用された史実をモチーフにした、割烹着に秋刀魚を抱えた姿を披露。戦いから離れた、もう一つの可能性を感じさせる装いとなっている。

📚 時代を先取りした「ヘリ空母」の先祖

あきつ丸の設計思想は、現代の海上自衛隊にも通じる先進性を持っていた。

  • オートジャイロの運用: カ号観測機を用いた対潜哨戒は、現代の対潜ヘリ運用の先駆けとも言える。低速ながらも多機能を詰め込んだその設計は、まさに「動く基地」であった。
  • 通常海域への進出: 長らく大型艦建造でしか邂逅できなかったが、現在は 7-5「ジャワ島沖」などの通常海域でもドロップが確認されており、より多くの提督の元へ着任するチャンスが増えている。

💡 運用のヒント

あきつ丸は、火力や回避こそ低いものの、特定の海域における「ルート固定」や「制空調整」において代替不可能な活躍を見せる。

燃費はやや重めだが、それを補って余りある特殊な運用が可能だ。特に、陸上型の深海棲艦が待ち構える攻略作戦や、輸送作戦の護衛において、彼女を艦隊に組み込むことで戦術の選択肢が大きく広がるだろう。陸軍自慢の「特種船」の力を、ぜひ最前線で活用してほしい。

実装日: 更新日: