日本政府、コスプレのルール整備に乗り出す

 共同通信によると、日本政府がコスプレのルール整備に乗り出すようだ。

 コスプレによる著作権トラブルを防ぐ為、ルールを整備する。コスプレ写真をInstagram等に投稿したり、イベントで報酬を得たりすれば著作権侵害に当たる可能性が出てくるとのこと。

コスプレ著作権ルール化へ
https://this.kiji.is/725651339103485952

 なんだか共同通信の記事を読んでも要領を得ない。著作権侵害に当たる可能性が出てくると書かれているがコスプレは著作権侵害かと言われれば著作権侵害に当たる。

 実際にあるのがコスプレ衣装を作って販売する業者が著作権法違反の疑いで逮捕される事例だ。

 上記の事例からキャラクターの衣装を複製した場合、著作権者の複製権(著作権法21条)を侵害。その衣装を販売したら譲渡権(著作権法26条の2)を侵害したことになることが分かる。

 記事の中で言われているものを具体的にすればインターネット上にコスプレ写真を掲載する、イベントでコスプレをした画像をCD-ROMやDVDに収録した写真集「コスROM」等を販売するというもの。

 インターネット上にコスプレ写真を掲載する場合は公衆送信権(著作権法23条)の侵害。コスROMは衣装を販売する業者と同じ譲渡権の侵害となる。ただ、コスプレは同人誌と同じで黙認されているのが現状。恐らく個人がコスプレして裁判で有罪になった事例は無いだろう。

 そんな黙認で成り立っている分野のルール整備。法律に則ってちゃんと整備するほど悪い結果になりそうで心配だ。

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