電子書籍版コミックスの販売金額が紙版を上回る! エログロや過去作品が牽引

 出版科学研究所が2017年の電子コミックスの販売金額が紙コミックスを初めて上回ったと発表した。電子コミックスの販売金額は前年比17.2%増の1711億円。紙コミックスは14.4%減の1666億円。

 電子コミックスは値引きキャンペーン等で完結している作品を中心に売り上げを伸ばした他、エロ要素、グロ要素の強い作品、BLジャンルの作品が伸びた。紙コミックスはビッグタイトルの完結、新たなヒット作品が生まれてこないことから過去最大の減少となっている。

 なお、漫画雑誌を含めた金額では電子書籍版が1747億円、紙版が2583億円で紙版の方が圧倒的に高くなっている。

 ちなみに漫画家の赤松健先生はTwitterで「新刊が売れるメジャー少年誌などの作家は、(依然として紙の利益の方が電子より大きいので)このニュースにちょっと違和感を感じていることでしょう。ただし「既刊の電子売上げが増えている」ことも同時に体感できているはず。するとこのニュース、『作家間格差が広がっている』と見ることもできそう」とコメントしている。

投稿者: (公開日: / 最終更新日: )

記事別アクセスランキング