世界150ヶ国で猛威を振るうランサムウェア「WannaCry」、Windows 10は影響無し
世界150ヶ国で猛威を振るうランサムウェア「WannaCry」によって20万人以上のユーザー、1万以上の会社、大学、病院などが感染し、日本でも大きな話題になっているが、マイクロソフトによるとWindows 10には無効であることが確認されたとのこと。
また、Windows XPを含むサポート切れOSにもパッチを提供しており、修正プログラムを適用することで防ぐことができる。ただ、今後は「WannaCry」の亜種の出現が懸念されている。
ことの発端は4月14日にハッカー集団「Shadow Brokers」が米国家安全保障局(NSA)が開発したハッキングツールの情報を公開したこと。その時にはNSAがドバイのEastNetsへ攻撃したという情報や機密資料も公開された。
この時のハッキングツールの一つ「EternalRomance」が悪用していた脆弱性を今回のランサムウェア「WannaCry」が利用しているようだ。ただ、この脆弱性に関してはセキュリティ更新プログラム「MS17-010」で修正済みとマイクロソフトが4月17日の段階で公表している。修正自体は3月。
先月話題になったNSAお手製ハッキングツールのニュースが1ヶ月後にこうなる。先月のニュースを詳しく見ていれば、ああ、あれかという感じだが、この規模で悪用されると驚く。
なお、ランサムウェア「WannaCry」はビットコインで300ドル支払うよう要求してくるが、WannaCryに関連付けられたビットコインアドレスの取引履歴によれば5月13日の時点で100件。約300万円分のビットコインが支払われていることが分かっている。
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