ヒズボラとアルカイダまでISIL(自称イスラム国)を非難

イスラーム国の衝撃 (文春新書) アラブ世界における自爆テロの先駆者と言える武装組織「ヒズボラ」がISIL(自称イスラム国)による日本人殺害を非難した。ISILの犯罪はイスラムを侮辱し、シオニスト政権イスラエルに貢献するものだとしている。

 また、アルカイダ系では最大の武装組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」も「イスラムと聖戦の名において斬首を撮影し、映像を広めることは大きな間違いであり、容認できない」とISILを糾弾した。

イラク日本人青年殺害事件のアルカイダ関連組織がISILの前身

 アルカイダと言えば、ザルカウィ率いるイラクの聖戦アルカーイダ組織(旧タウヒードとジハード集団)が2004年にイラク日本人青年殺害事件を起こしている。

 しかし、このイラクの聖戦アルカーイダ組織が他の組織と合併した上で「イスラム国」を名乗っている為、10年前も今回も同じ犯罪集団が事件を起こしたとも言える。

 アルカイダは2013年5月から同組織と関係が悪化、2014年2月には「イスラム国」を名乗る組織といかなる関係も無いとの声明を出している。

 ちなみに後藤さんとの人質交換を求めていたリシャウィ死刑囚の兄はイラクの聖戦アルカーイダ組織を率いていたザルカウィの側近で、ザルカウィ自身も生前リシャウィ死刑囚の釈放を強く望んでいたと言われている。

 ……武装勢力が自分が一番「聖戦」を行えていると主張している様子だが、流石に欧州からイスラム教国までどの国も国家として承認しない「イスラム国」。国どころか歴史の長いテロ組織からも嫌われている。

 ISILに友好的な大きなテロ組織は学生寮を襲撃して女子生徒240人を拉致、少女を人間爆弾にして遠隔操作で自爆テロに使うナイジェリアの「ボコ・ハラム」くらいではないのか。

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