Google、音楽配信サービスを数週間以内に開始?

 2011年、GoogleのMusic Beta。アップルのiTunes Match(iCloud)。AmazonのAmazon Cloud Player+Cloud Driveとクラウド音楽サービスが続々と立ち上がった。iTunes Matchは10月中に提供開始予定。

 そんな中、自身が音楽ストアの役割を持つAmazonやiTunesを持つアップルに比べ、不利な状況にあるGoogleがこの分野で互角に戦う為、数週間以内に音楽配信サービスを始めると報じられている。

 アメリカでは時代は正にクラウドといった雰囲気だが、日本では今のところ始まる気配すらない。そもそも、ユーザー側からすれば自分が買った曲をどのように保存して、どこで聞こうが自由だと思ってしまうが、権利者側からすればそうではない。

 2年前、家と自家用車で聞く為に消費者はもう1枚同じCDを買う必要があるのか? との質問に対し、JASRACの理事が「車で聞きたければCDを持って行くか、それがいやならもう1枚買えば良い。CDの自宅内でのコピーは認められてはいるが、コピーを持ち出すのは『基本的に全面OK』ではない。自宅内で使うものは仕方がないから認めるという程度」と答えている。

 例えばアップルのクラウドサービスの場合、iTunesで購入した音楽がiCloudに保存・登録され、自身の持つMacBook、iPhone、iPadといった各端末で再生できるようになる。JASRAC理事の見解から考えれば、日本でクラウド音楽サービスが動き出すのは未来永劫不可能に思える。

 ただ、今年9月の著作権分科会の法制問題小委員会で、社団法人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センターがクラウドサービスの利用に補償金が必要と取れる意見を述べている。ひょっとすると補償金制度の再構築の上で、音楽クラウドサービスが動き出す可能性があるのかもしれない。

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