最近の新人賞応募作は『とある魔術の禁書目録』風のが多い
GA文庫編集者がTweetしているGA文庫大賞への投稿作の傾向が話題になっている。新人賞への影響としては、昔、TYPE-MOON『月姫』発売後は吸血鬼モノばかりになったという話があったが、ここ数年は『とある魔術の禁書目録』っぽいものが多いようだ。
投稿作品に目立った設定は「巨大学園」「能力ゼロ」「ヒロインの傾向」。巨大学園、能力ゼロは定番の設定だが、ヒロインの傾向としては御坂美琴のようなキャラが主人公に勝負を挑んでくるものが多かったと述べている。
ただ、多くの作品は「巨大学園」「学園都市」といった設定が生かされずじまい。「能力ゼロ」は上手く生かせていない作品が目立ったとしている。
GA文庫大賞 第1回後期、第2回の頃とあるので、2008年、2009年の傾向と見られる。第3回前期は2010年5月31日締め切り。後期は11月30日締め切り。
さて、応募作に『とある魔術の禁書目録』っぽいものが多かったのは納得できる。つい最近、900万部を突破。『涼宮ハルヒの憂鬱』『灼眼のシャナ』を超え、1000万部(1200万部?)の『魔術師オーフェン』に近づいてきている。
そんな『とある魔術の禁書目録』を読んで、自分もこんな小説が書きたいと筆を取るのは自然なことだと言える。ただ、本気で新人賞を狙うなら、みんなと一緒のことをしても、応募してきた大半と設定が同じ=アイデアが普通、平凡と受け取られるので注意した方が良い。
GA文庫レーベルからは『神曲奏界ポリフォニカ』『這いよれ! ニャル子さん』『ライトノベルの楽しい書き方』などが出ている。
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