ニコニコ動画で、動画を公開して絵本のオファーが来る

 ITmediaで、とても良い話が掲載されていた。タイトルは「ニコニコ動画で、出口が見付かった」 絵描き兼開発者・24歳。初音ミクが歌う『子猫のパヤパヤ』にNHKみんなの歌っぽいイラストを載せて公開したゆきPだ。

 『子猫のパヤパヤ』を見れば分かるが、イラストがとにかく暖かい。絵本のオファーが来たり、新聞で紹介されるのは当然だと思えるほどに。

 それに、イラストを描き始めたきっかけや試用版ソフトを騙し騙し使った中学生時代などの話が個人的に好きだ。

 ただ、この人が今まで注目されなかった理由もわかる。この人は作るだけの人だったことだ。フリーソフトをVectorで公開し、何万ダウンロードされるような人気ソフト『絵箱』を作った人の割に、イラストは大勢の人に向かって出していない。アニメやゲームの2次創作が苦手でオリジナルでないと意味がないということも関係したのだろう。

 そんなゆきPさんが、今回のワンカップPさんの『子猫のパヤパヤ』を聞いて、自分のイラストで表現したいと我を出した。自分のイラストを動画にして、ワンカップPさんの『子猫のパヤパヤ』の世界を表現してニコニコ動画に公開した。ここで、ようやくゆきPさんのイラストがたくさんの人に絶賛される。

 良い物はただ評価される。注目される。ということはない。見える場所に飾られて初めて評価されるし、注目される。このあたりのことが、もっと早くから注目されても良かった人が埋もれていた理由だと感じる。

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