『フランダースの犬』は世界で日本人だけが共感する

フランダースの犬 完結版 ベルギーの映画監督が、日本人だけが『フランダースの犬』に共感することを検証するドキュメンタリー映画を制作したようだ。『フランダースの犬』と言えば日本では世界名作劇場としてアニメ化されている作品。原作は1872年にイギリスで書かれた童話だ。

 少年ネロが忠犬パトラッシュがアントワープ大聖堂のルーベンスの絵の前で、天に召されるラストシーンは見た人の涙を誘う名作である。という風に日本人の目には映るが、欧州では負け犬の死としか映らず評価の悪い作品のようだ。

 アメリカでは、5回映画化されているが、ネロの父親が名乗り出るなど全てハッピーエンドに改変されている。

 このネロとパトラッシュの死を何故、日本人は共感できるのかと、資料や世界6ヶ国100人にインタビューしたところ日本人独特の『滅びの美学』が浮かび上がった模様。

 プロデューサーのアン・バンディーンデレンさん(36)は「日本人は、信義や友情のために敗北や挫折を受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす。ネロの死に方は、まさに日本人の価値観を体現するもの」と結論づけた。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071225i302.htm?from=navr

 欧米的勝ち組負け組思想なら昨今の日本も十分持ち合わせていると思ったが、欧州では、主人公が自立していないので教育的な見地から『フランダースの犬』を薦めない。救いがない。イギリス人が書いたベルギー舞台の作品。などネガティブな意見が散見していて驚くばかり。

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