30年前から近頃の若者は意志薄弱で逃げてばかり

 「最近の若者はダメだ」は昔から言われているが、特に今の若者はひどい。まず、当事者意識が完全に欠如している。さらに、独り立ちをしようとせず、常に何かに依存し、消費し、批判するだけの「お客さま」でいつづけようとしている。
 最近の若者は……という件は、5000年前のエジプトのパピルスに既に載っているらしいので、驚くことでは無いけれど、上の文章も30年前の若者批評である。

 30年前の若者と言えば今の40代半ば?60歳くらいまでのはずだが、引用した上記部分を見たとき、はじめは今の若者批評だと思い読んでしまった。無気力・無関心・無責任・無感動。ジーンズに長髪といった外見。それらがこれまでの若者に比べ特にひどいそうだ。

 ……いや、本当にひどい。50歳くらいのコメンテイターが今の若者がと言っていると、あなた方の世代の若い頃を振り返ってらっしゃるのかと感心したくなるほど当てはまって酷い。これだけ流用できるなら、若者批評本はヒッピーやニートなどの時代に即した単語を織り交ぜて書き直せば、そのまま出版できそうだ。

近ごろの若者は当事者意識がなく、意志薄弱で逃げてばかりいて、いつまでも「お客さま」でいる件についてより

 モラトリアム人間の時代
モラトリアム人間の時代

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