99年に50枚頒布の『月姫 体験版』、米国税関で無残に破壊される
1999年の冬コミ(C57)にて、わずか50枚のみ頒布された『月姫 体験版』。 媒体は3.5インチのフロッピーディスク(FD)で、当時の頒布価格はわずか100円だった。 しかし現在では、駿河屋の買取価格で15万円以上の値がつくレアアイテムとなっている。
そんな限定50枚の内の1枚が、米国税関(CBP)の手によって物理的に破壊された状態で受取人のもとへ届き話題になっている。
事件の概要
被害に遭ったのはKeripoさん。厳重に梱包されていたはずのパッケージは、税関の検査によって緩衝材がすべて剥ぎ取られ、中のフロッピーディスクはプラスチックケースがねじ切られるように破損していた。
Thank you everyone for your kind words and support! It has really meant a lot to me!????
— Keripo (@TehKeripo) March 1, 2026
While nothing can be done to undo the destruction of this historical cultural relic, as a hardcore TYPE-MOON collector, I wish to raise understanding and awareness so such tragedies will never… pic.twitter.com/i3ypiaczq0
なぜ破壊されたのか? 考えられる3つの説
米国税関では没収や麻薬密輸を疑ってバラされる、職員による窃盗もままあるが今回は破壊されて送られてきた。
税関のX線検査でも中身が判別できない厳重な梱包。開封すると現れる「Adult Only」の文字と少女のイラスト。この状況でSNS等では以下のような推測が飛び交っている。
- 「児童ポルノ」感情的破壊説: 「Adult Only」とイラストを見た職員が独断で不適切な物品と断じ、嫌悪感から故意に破壊した可能性。
- フロッピーディスク無知説: FDを知らない世代の職員が、それを「中身を取り出して確認すべきケース」だと勘違いし、無理やりこじ開けようとした可能性。
- 麻薬密輸疑い説: 過去にFD内部に麻薬を仕込む手口が存在したため、中身を直接確認するために強制開封を行った可能性。
被害者のKeripoさんはこの件について、米国税関に正式な問い合わせの手紙を提出したそうなので返事が来れば、正しい検査だったか、うっかり破損したか、職員が故意に破壊したかは判明しそうだ。
海外へ「オタク文化」を持ち出すリスク
カナダやアメリカでは、日本の二次元コンテンツ(特に成人向け要素を含むもの)に対して非常に厳しい基準を持っており、過去にはカナダでは同人誌を持ち込んで逮捕。アメリカでは成年コミックを持ち込んで逮捕されている。
……体験版なんて普通は出だし30分くらいでそんなとこまで収録されてないと思うが、アダルトオンリーの同人コンテンツを日本国外に持ち出すこと自体が危ない。
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