スタジオジブリ、後継者問題で日本テレビの子会社に

スタジオジブリ物語 (集英社新書) 日本テレビがスタジオジブリの株式の42.3%を取得して子会社化した。子会社化は株式の50%超の保有を指すのでその他の何らかの要件を満たしたものと考えられる。20%以上50%未満は関連会社。100%は完全子会社。

 スタジオジブリでは宮崎駿監督が82歳、鈴木敏夫代表取締役社長が75歳と高齢になり、後継者問題に悩んでいたが、宮崎駿さんの長男である宮崎吾朗さんが固辞。

 そんな中で鈴木敏夫社長が長年付き合いのある日本テレビの杉山美邦会長と温泉場でゆっくり時間をかけて話をする機会があり、鈴木敏夫社長の方からオファーしたとしている。

スタジオジブリと日本テレビの関係性

 日本テレビは1985年に『風の谷のナウシカ』をテレビ初放送し、1989年公開の『魔女の宅急便』から18作品に渡って製作会社に名を連ねている。

 注意:2021年公開の『アーヤと魔女』は日本テレビではなくNHK。2023年公開の『君たちはどう生きるか』は製作委員会方式を取らず、ジブリの自主制作映画。

 以上のことからスタジオジブリと関係の深い日本テレビに円満に事業承継したと言える。

スタジオジブリとディズニーの関係性

 1996年からウォルト・ディズニーと海外でのジブリ作品配給に関わる事業提携を締結しており、日本テレビ同様に製作会社として名を連ねていることが多い。

 もし、日本テレビではなくディズニーの子会社になっていたならば『スター・ウォーズ』のように人気キャラクターのシリーズ物や続編を毎年リリースしていただろう。

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