AMDがIntelの時価総額を抜く! AMDは22.4兆円、Intelは19.6兆円

 AMDが半導体の巨人として名を馳せたIntelの時価総額を追い越した。Intelは7月28日発表の第2四半期決算で売上高が前年同期比22%減の153億2100万ドル、最終損益が4億5400万ドルの赤字に転落したことで株価が約9%下落。

 AMDの株価は7月に入って右肩上がりの堅調だった為、7月29日にAMDがIntelを抜いた。8月5日時点では日本円換算でAMDの時価総額が22.4兆円、Intelが19.6兆円と大きな差が付いている。

 コロナ禍で発生したPC特需の反動で、PC市場は不調だ。しかし、両社の売り上げは真逆。PC用CPU市場ではAMDが25%アップ、Intelが25%ダウン。サーバー用CPU市場ではAMDが83%アップ、Intelが16%ダウン。Intelの牙城だったサーバー用CPUも「Sapphire Rapids」の2度の延期が響いている。

 ただし、アメリカでは国内における半導体生産を支援する為、7兆円の財政支援を可能とするCHIPS法案を可決。半導体を自社工場で生産するIntelには追い風となる見通しだ。……政治の面では台湾有事を考えてIntelにTSMCのようなファウンドリとしての活躍を求めているんだろうが、AMDやNVIDIAがIntelに製造を委託する未来は果たして来るんだろうか。

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