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• アダルトアニメメーカー、未成年に見えるキャラクターが登場する作品を自粛

　自民党と公明党の児童ポルノ禁止法改正法案の内容を受けて、一部のアダルトアニメメーカーがローティーン(13歳から16歳)の登場する作品を中止したようだ。

　また、学校や学生服を着たキャラクターが登場する作品を見合わせるメーカーやアダルトアニメから撤退するメーカーもある模様。情報ソースは『ガンダムSEED DESTINY』『マイメロディ』のアニメ演出家・西村大樹さん。

　自民党と公明党の児童ポルノ禁止法改正法案が通ることを前提に問屋がアダルトアニメメーカーに自粛を要請。また、海外のバイヤーからもそういった要請があったとのこと。

　この為、某メーカーは今後、人妻モノを中心に制作するらしい。

　なお、みんなの党の山田太郎さんはこの児童ポルノ禁止法改正法案について、以下のように話している。

　本来の法律の趣旨は実在する児童を保護するためです。しかし、この改正ではだれを保護するのでしょうか。マンガの中の児童は実際にいないので、被害は受けていませんし、もちろん保護することもできません。それどころか、マンガ自体の衰退を促進すると考えています。実際に韓国では、同様の話でマンガ文化の衰退が著しい状態にあります。

　しずかちゃんの絵を児童ポルノだと判断し、作者を逮捕するのは基本的には警察や検察になります。いつ逮捕されるのか分からない状態で、しかもその基準がきわめて曖昧なままでは、自由な創作活動を続けていくことは難しいということが分かって頂けますでしょうか。

　もちろん、マンガなどであったとしても児童に対する性的表現に嫌悪感を抱く方はいると思います。ただし、現行の法律でもわいせつなマンガは取り締まられていますし、これ以上の過度な表現の規制は必要ないと考えています。

　……今の自民党と公明党を止められる勢力はいないから簡単に通っちゃうんだろうな。

「第２次児童ポルノ排除総合対策」（素案）に関する意見募集は5月8日まで。
児童買春・児童ポルノ禁止法改正問題請願は5月10日まで。

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2013年4月30日 00:34/最終更新日：2013年4月30日 16:58)

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