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• データ転送ユーティリティーを使って新型PS3へ移行してみた

　7月29日にPS3 160GB(CECH-2500A)が発売となったので買ってきた。私はこれまで2007年11月11日発売のPS3 40GB(CECHH00)を使っていたので買い替え。

　そこで旧型PS3 40GBから新型PS3 160GBへデータ転送ユーティリティーを使ってデータを移行してみた。データ転送にはLANケーブル(クロス／ストレート問わず)を1本使う。

データ転送前の準備

[両方]　2台のPS3のシステムソフトウェアを最新版にする。

[旧型]　PlayStation Networkにサインインし「アカウント管理」＞「機器認証」＞「PS3」で機器認証を解除する。有料コンテンツ転送の為。

[旧型]　PlayStation Networkにサインインし「ゲーム」＞「トロフィーコレクション」を選ぶ。セーブデータをPlayStation Networkのサーバーに保存する為。

[旧型]　PlayStation Homeにログインする。ホームリワードを転送先のPS3で使う為。

データ転送ユーティリティーの利用手順

1. 電源を入れる前にPS3同士をLANケーブルで繋ぐ。
2. PS3を2台ともテレビに接続する。
3. テレビとPS3の電源を入れる。
4. 旧型(転送元)のPS3で「設定」＞「本体設定」＞「データ転送ユーティリティー」
5. 「本機のデータをもう一方のPS3へ転送する」を選ぶ。
6. データ転送待機中になったら新型(転送先)の操作へ移る。
7. 新型(転送先)のPS3で「設定」＞「本体設定」＞「データ転送ユーティリティー」
8. 「もう一方のPS3のデータを本機へ転送する」を選ぶ。

　以上の手順で、転送されるのを待つだけとなる。私の場合、PS3 40GBを32GBほど使っていたところ転送には39分かかった。最初に表示される転送までの待ち時間は増えたり減ったりするが、結局、最初に表示された時間よりも少しかかる印象だ。

　新型PS3を再起動すると旧型PS3で使っていたアカウントやデータが新型に転送されている。後はネットワークを再設定して、トロフィーデータを同期させたら終了。

転送時間は1時間

　転送に時間がかかったので結局1時間の作業となったが半分以上は転送待ち。移行するデータが少なければ少ないほど作業が手軽になりそうだ。

LANケーブル接続箇所

　青色がLANケーブル。PS3 160GBはHDMIケーブル(金色)。PS3 40GBはD端子ケーブル(黒色)を使って映像を出力している。

新型PS3の消費電力、無線LAN性能を実測

PS3 40GBとPS3 160GBの消費電力比較

　ちなみに旧型PS3 40GBと新型PS3 160GBでは、下記のような違いがあった。3年も経つと消費電力の使用量が半分になっている。消費電力の測定にはサンワサプライ ワットチェッカーplus TAP-TST7を使用。

　PS3 40GB→PS3 80GB→PS3 120GB→PS3 160GB。メジャーなモデルチェンジだと3世代後。PS3 120GBモデルにはCECH-2000A(2009年9月発売)とCECH-2100A(2010年3月発売)がある為、マイナーチェンジを含めると4世代後。

PS3 40GBとPS3 160GBの無線LAN性能

　PS3 160GBを別の部屋にある無線LANルーターに接続して、インターネット接続速度を測ってみたところ、上り4.4Mbps。下り16.1Mbpsだった。PS3 40GBの時は上り4.4Mbps。下り10.3Mbpsだった。新型では受信感度も向上している。

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2010年8月 1日 23:45/最終更新日：2014年9月28日 13:13)

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