石原都知事「(都条例改正案で想定している漫画家は)卑しい仕事をしてる」

 18歳未満に見える見た目、聞こえる声のキャラクター、非実在青少年がみだりに性的対象として描写されているものを規制する青少年健全育成条例改正案が都議会で否決されたことを受け石原都知事が下記の発言をしている

「(規制対象として都が想定するような作品の作者は)ある意味で卑しい仕事をしている。変態を是とするような人間がいるから商品の需要もある」

 また「芸術家と言えるかどうか知らないが、描き手が無言の制約を受け、圧力を感じて描きたいことも描けなくなるということなのだろう。その連中が、そんなことぐらいで描けなくなるなら、そんなものは作家じゃない」とも発言した模様。

 不良少年たちが精神を病む女を弄び、海に突き落とすまでの無軌道ぶりを描いた『完全な遊戯』や睡眠薬で眠らせた女子学生を強姦する『処刑の部屋』を書いた石原都知事が言うと考えさせられる発言だが、違法行為をしているわけでもない漫画家や作家に卑しい仕事をしていると言う首長がいても良いのだろうか。

 職業に貴賎なしから真っ向に反対して、政治家は貴く、エロチックな作品を描くものは卑しいと思っているんだとしたら問題だ。ただ、まあ、その辺を言い逃れる為の「ある意味で」なんだろうけど「ある意味」って、何を意図しているのやら。

投稿者: (公開日: / 最終更新日: )

記事別アクセスランキング