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• 同人ゲームをAmazonに委託したら、同人ショップより安くなる？

　Amazonが2006年より行っている委託サービスを利用した場合の詳細を同人サークル【18ロケットアイスクリーム】がまとめている。Amazonの委託サービス「e託」は2006年6月12日より行っており、PS2移植第1号となった『花帰葬』やコスプレDVDなどで利用されている。

　18ロケットアイスクリームによると、利用に必要となるJANコードの登録は2年で1万円前後。Amazonの店舗登録は月額4,900円。Amazonから発送してもらう形にすると月額7900円かかるとのこと。

　製品の販売手数料はAmazonだと15%。一般的な同人ショップは30%とかかる為、同人サークルが1000円の利益を得たい場合、Amazonだと1,176円。同人ショップだと1,428円で販売することになる。

　一般流通ではメーカー取り分は55%。もし仮にAmazon限定のエロゲーを作った場合、8,800円の時と同じ利益を5,000円前後で得ることができるようだ。

　ただし、Amazonへの店舗登録やJANコードの登録に費用がかかることから規模の比較的大きい同人サークルか、同人サークルが10サークルほど集まって利用するといった工夫が必要となりそうだ。また、Amazonでは期間限定のセールなどを設定できる模様。

　2007年頃にe託販売サービスをチェックした時は販売手数料が37%と同人ショップへの委託販売より割高だったけど、今は15%に減ってるんだなぁ……。

2006年06月12日：伸ばせロングテール　Amazon、本やCDの委託販売サービス開始

[追記]　同人サークル【18ロケットアイスクリーム】がAmazonと契約しているのはe託ではなく、Amazonに店舗を出店するようなもので、委託では無いとのこと。同人サークル【18ロケットアイスクリーム】は会社ではないみたいだけど、いわゆるプロ同人なのかな。

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2010年3月22日 18:32/最終更新日：2017年11月15日 17:34)

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