長崎大学、国内最速スパコンを3800万円で開発!?

 長崎大工学部の浜田剛助教(35)のグループが市販のGPUを760個使って、1秒間に158兆回計算できる国内最速のスーパーコンピューターを開発し、スーパーコンピューター分野のノーベル賞「ゴードン・ベル賞」(価格性能部門)を受賞したようだ。国内最速のスパコンを長崎大学が3800万円で開発してしまった件より

 世の中でスパコンの開発予算267億円削減が話題になる中、大きな誤解を呼びそうだが、これはこれで凄い話。

 ただし、GPUは最新ゲーム、3D等の一部用途に特化して高性能になった為、このGPUを使った国内最速スパコンも用途が限られている。単純に3800万円で汎用スーパーコンピューターが作れるというわけではない。

 日経新聞の方ではGPUを並列につなぎ合わせたスーパーコンピューターについて、星の動きを計算する天文学分野の研究などに役立つと書いている。

ゴードン・ベル賞に浜田・長崎大助教ら 高性能スパコン実現
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D2007C%2020112009&g=S1&d=20091120

 パソコンの分野でもビデオカードを画像処理以外に使うGPGPU等が話題を呼び、色々なものがCPU依存から解き放たれている。身近なところでは現在開発中のIE9やFirefox 3.7がDirect2Dを採用し、GPUを使ってレンダリングすると発表している。

 GPU利用によって、Googleのレンダリング時間が8ms弱から半分の4ms弱。Facebookが11msから5msに改善されるという比較も出ている。

Firefox 3.7、Direct2Dで高速化
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/11/27/045/index.html

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