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• 中学生にセキュリティを突破されて不正アクセスされた人

　2ちゃんねるで「隣の部屋のクソガキが無線LANはいってくるんだが・・・」というスレッドが立っている。内容はWEPで暗号化した無線LANに隣の中学生と小学生が不正アクセスしてくるというもの。

　セキュリティとしては既に脆弱なWEPだがDS Liteで対応している暗号化規格ということもあり、DSを持っている被害者はWEPで無線LANを暗号化していた。

不正アクセスの発覚

　再起動後にまた接続してきたのでパスワードを変更。すると「あれ？パスワードちがうってでてるぜ？」「ちょっとまってろ」と言って数分後にパスワードを解析して接続してきたとのこと。

　その後、隣の部屋に行き、子供を呼び出すと犯行を認めた模様。不正アクセスしてきた理由は「無線ルーターが無い」。DSのポケモン絡みで無線LANを利用していた。親に注意するも、夜間には再度アクセスしてきたと書かれている。

子供の無線LANただ乗りは多発している

　ただ、WEPを解析して接続してきた……という点を除くと無線LANの「ただ乗り」は珍しくは無い。半年ほど前には宮城県の小学校で子供達がDSやPSPを使って他人の無線LANに接続していますという旨の注意喚起文書が配布されている。

　FON等で他人に無線LANを開放している方もいるが、2008年6月にはPSPで他人の無線LANにただ乗りし、無差別殺人をすると書き込んだ高校生が書類送検されている。

ゲームソフトより安い周辺機器を何故、買わない

　お小遣いで買える範囲だし、わざわざWEP鍵解読ツール探してきて使うくらいの中学生なら、自分で設定して使い始めるだろう。

　一度、お灸を据える必要も感じるが、個人的には悪い方向(不正アクセス)に行ってしまった中学生をまともな方向へ誘導して欲しいと思う。

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2009年9月22日 02:20/最終更新日：2013年10月17日 23:04)

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