外国人が制作している同人ゲーム『かたわ少女』の設定がすごい

同人ゲーム『かたわ少女』 昨年はタイの美少女ゲームを紹介した覚えがあるが、英語圏の人が作っている『かたわ少女』も話題になっていた。dekunologyの記事によると、主要ヒロインすべてが身体障害者という美少女ゲームらしい。

 ああ、その設定だけでドン引きである。日本人が作っていたら、タイトルからして不謹慎だと苦情が来る。ただ、作っている外国の方々は大まじめで、障害者との恋愛を純愛物の美少女ゲームという土台で描こうとしているみたい。

 一応、同人サークル絶対少女の同人誌掲載のコンセプトアートが元ネタの模様。

 また、この同人ゲーム『かたわ少女』についてニュー速クオリティなどを見てると、CLANNAD、AIR、Kanonを出したKeyのスタッフがTactics時代に制作した『ONE 輝く季節へ』を思い出すという意見が多かった。月姫やMOON.や雫もそういう要素があるとして名前が挙がっている。

 『ONE 輝く季節へ』はもう、10年も前のゲームではあるが、昨年はVista対応版やiアプリ版やEZアプリ版が出ている。おまけに全年齢版OVA『ONE 輝く季節へ 全集』が2008年2月29日に発売されるなど現在でも関連商品が発売されている作品。

 それで、その『ONE 輝く季節へ』はヒロイン6人の内2人が障害者。1人は盲目で、もう1人は言葉が喋れないので筆談で会話する。この作品内ではこの2人が主人公という通訳を介して会話するシーンもあり、ファンには語りぐさとなっている。

 というわけで、ONEを知るファンにとっては名作になる。是非プレイしてみたいという声も上がっているが、やはり、テーマがテーマなだけに精神を病んでいるとかキモイとか、萌えを突き詰めれば圧倒的優位な者からの差別だとか、散々なようだ。

 ……いや、1995年のTVドラマ『星の金貨』が続や新まで作られるほど大ヒットしたことを考えれば、別段ヒロインが障害者だからダメということは無いんだけど。障害者をネタにゲーム作って遊んでると見てしまうと、何を考えているだ彼らは……となってしまう。

投稿者: (公開日:/最終更新日:)

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