アメリカゲーム界の巨匠のストーリー四類型

Linear 一本道のストーリーをなぞっていくタイプ。
Retold 同じストーリーを何度も繰り返していくこと。類例はMMORPG。
Player Generate プレーヤーがストーリーを生み出していくタイプ。
Shared Authorship クリエイターがエレメントを提供し、プレーヤーは自由にその中で物語を紡いでいくタイプ。

 ゲーム構造については、一本道のストーリー。シムシティなどのWill Wright作品。犯罪など何でもやりたい放題なGTAシリーズ。ストーリーを自動生成する次世代型の4つに分類している。

 Spector氏は、ストーリーテリングの進化のカギを握る要素として、カンバセーション(NPCとの会話)、良いアクターの存在、ゲーム構造の改良、リアルな世界の世界、バーチャルダンジョンマスターを挙げた。
米ゲーム界の巨匠Warren Spector氏が語るゲームストーリー論

 個人的にはアメリカのゲームが多くて、例が分かりにくいが、次世代ゲーム機のグラフィックスや性能ばかり注目される中で、ストーリーに着眼した講演会は新鮮だ。7000円で10時間のゲームより安くて1時間のゲームが理想というのも世相を反映している。

 だが、自由度やストーリー自動生成のゲームの話を見ても、やはり一本道ストーリーは無くならないと感じる。一本道のストーリーは、映画や小説や漫画がそうであるように、こちらからの自由度は無い。どんなに自由度を売りにしたRPGでも、作り手から与えられた範囲内の自由でしか無い。しかし、それ故にお話の主人公になってストーリーを体験できるのだ。

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