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　「いぬかみっ！」の次回予告……またしてもキモかったので、耳コピ。

諸君は裸祭りを知っているか

岩手県の蘇民祭　岐阜県飛騨の古川祭り　三重県尾鷲市のヤーヤ祭り

フンドシをまとった男達が奇声を上げて飛び回る勇壮な神事である。
フンドシとはただの下着や水着ではない、神聖なる男子の正装である。

次回、いぬかみっ！　「水着でだいじっ！」

この密着感が……たまらん

　やっぱ、キモいわッ！ なでしこやともはねを出せッ！(ぉぃ

　本編の強烈さもさることながら、些かキモさが尋常ではない「いぬかみっ！」。本編のキャプ画像付きレビューなんてことはやらないが、次回予告をくそ真面目に読む速水奨さんのおかげで、脳みそぐらんぐらんしそうだ。次回予告の動画自体には、なでしこやともはねが出ているのに、正にマッスルボディ一直線。ハハハ……ごめん、ようこだけじゃあ、緩衝材不足(ぇ

　次の予告も楽しみだなぁ……あはははははははは。

以下、4月8日付け作成記事

　放送日1日前に「いぬかみっ！」は変態が一杯で面白いと持ち上げておいて、何であるが、いくらなんでも変態にシフトし過ぎでは無いだろうか？(笑) マジな話、次回予告のキモさはレベルが違った。特命霊的捜査官の仮名さん役の速水奨が淡々とナレーションしたのは

ボディービルダーはその美しい肉体を作り上げる為、体脂肪を3%以下まで削る。
脂肪の少ない体はスタミナを維持することができない。言うなればマッチョは常に息切れを起こしているのである。

次回、いぬかみっ！　「マッチョがぺろぺろっ！」

聞こえるぞ、諸君の荒い息づかいが……ハァ……ハァ……

　いくら何でも、キモすぎるわッ！？

　と、全身むしろ、背中に冷たい汗がツーッと悪寒を感じざるを得ない、真にすばらしい次回予告ではあったが、流石のキモさに変態が一杯いて楽しいからお勧めと褒めた僕の品性を疑われないか非常に心配になった次第である。……にしても、「うる星やつら」っぽいと言ってる人が多かったので、前回「うる星やつら」っぽいと褒めた自分の認識は世間の共通認識だったようで安心である。浮気者と飛びはねながら炎(雷)で攻撃してくりゃ、ラムちゃんしかいねぇか(笑

　それと、OPとEDはYouTubeで見ることができる。にしても、YouTubeはホント、何でもアリだなぁ。先月の動画10分間制限導入前はまるまる1話アップロードされてる作品もあったわけだけど、この10分間制限でも以前、こういう状態(笑

　まあ、無くなったり、会員制になるまでは有効活用。有効活用。

いぬかみっ！ OP「ヒカリ」 YouTube動画
いぬかみっ！ ED「友情物語」 YouTube動画

　そんなわけで、4月10日は「いぬかみっ！ 第9巻」の発売日です。忘れてた方はお近くの書店またはamazonや楽天ブックスへ。

以下：4月4日付け作成記事

　4月5日よりテレビ東京系で放送される『いぬかみっ！』の公式サイトがリニューアルされた。私的に今春放送開始のアニメ番組で、原作ライトノベル組の注目は『涼宮ハルヒの憂鬱』。次いで『いぬかみっ！』。第8回スニーカー大賞の大賞を受賞し、作画クオリティの高い京アニで作られる『涼宮ハルヒの憂鬱』の方が勧めやすいが、最近読んでみた『いぬかみっ！』がなかなか良かったので持ち上げておく(ぇ

『いぬかみっ！』は第8回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞の有沢まみず氏のライトノベル。
現在は第8巻まで発売されている。最終話っぽい話だったけど、まだ続くらしい。

　内容は名門一族の落ちこぼれで問題児の犬神使い啓太と美しくて可憐な風貌なのに、ワガママで嫉妬深く、破壊好きな超問題児な犬神ようこのドタバタ(ラブ？)コメディ。タイトルにもなっている犬神は人の姿をした犬の妖怪？　っぽい。

　で、このドタバタコメディは、何かに似てるな?っと思っていたら、うる星やつらに似てる。主人公がスケベで、ヒロインが美人だけど、嫉妬深くて破壊しまくる点がそっくり。だが、それ以上にド変態の脇役やこんな変態ども嫌だ……と思える連中の事件が凄く良い。

　下着泥な親方。ドMな係長。覗きの達人ドクトル。戦うオタク。などがとても嫌な事件を引き起こしてくれる。大体、こういう妖怪か何かと協力して事件を解決していくものにこんなにたくさんの変態は絶対に必要ないのだが、ヒロインのようこのおかげで、主人公が何度も家から裸で外にテレポートされ、ストリーキング(全裸になって街の中を走り回ること。)の常連として町中に広まっている為、どんどん類が友を呼んでいく。

　基本的には、美少女ばかりの犬神にちょっかいを出してはようこに燃やされる主人公の啓太というオチはあるが、問題児でスケベで変態で落ちこぼれ扱いされているのにへこたれない主人公がとても面白い。スケベなのは間違い無いが、変態は誤解が積もり積もって事実化したものだし、問題児で落ちこぼれなのはちょっと冗談な行動をとるせいなので、スケベ以外に悪いところは見あたらない良いヤツなので、周囲の評価が自然に上がっていくのが見てて楽しい。

　おまけにドタバタコメディでも戦闘のあるものは後半になるにつれ、シリアス一直線になるのが一般的なのに、復活する大魔導師や大妖怪もすごい変態とすごいワガママなキャラで、憎めないし、要所要所が変態に彩られている。……流石に8巻のストーリーの中核はシリアスにはできていたとは思う。変態は要所要所にちゃんといたが。

というわけで、『いぬかみっ！』という作品を面白かったので持ち上げてみた。
スケベで落ちこぼれだけど面倒見の良い主人公とワガママで嫉妬深いけど一途なヒロインの、色んな変態な駄目男と色んな犬神の女の子がでる『いぬかみっ！』をご覧になってはいかがだろうか。

　アニメ『いぬかみっ！』公式サイトを見る限りでは、2話は読んでるだけで主人公がかわいそうになってきた、マッチョ男に子犬の霊が乗り移った話のようだ。成仏させる為に巨漢の男ども(子犬)の体を洗ったり、遊んであげたり、なめられたり、と親身に世話しつつ、やつれていく主人公が泣けた(ぉぃ

いぬかみっ! 第1巻 電撃コミックス
原作の絵柄が好きだったり、アニメ版の絵柄が幼すぎて嫌いというファンにも人気のコミックス 第1巻。

いぬかみっ! 電撃文庫

由緒正しき犬神使いの一族・川平家、その末裔で能力不足により勘当された高校生の川平啓太のもとに、一人(一匹)の犬神が現れた。“ようこ”と名乗る犬神は楚々として従順、しかも容姿は抜群。さっそく啓太は主従の契りを結び、ようことの共同生活を始める。だが、実はこの彼女、かつて誰もがコントロール出来なかった犬神の中の大問題児だったのだ!お金も女の子も大好きな煩悩の塊、犬神使い・啓太と、破壊好きで嫉妬深い犬神・ようこが繰り広げるスラップスティックコメディ。

いぬかみっ! 第2巻 電撃文庫

犬神使いの高校生・川平啓太のもとに、新しい犬神がやってきた。名前はなでしこ。おしとやかで、啓太の言うことを何でも聞いてくれるかわいい女の子。当然、ようこは面白い訳がない。デレデレする啓太に腹をたて、早速なでしこを追放するために行動を開始するが…。その他、ちっちゃな犬神・ともはねが、超弩級のお土産を持って啓太の家を訪ねる話など。

いぬかみっ! 第3巻 電撃文庫

啓太を突然襲った男の尊厳に関わる大ピンチ!ご主人様の未曽有の危機に、ようこは笑いながら、なでしこは嫌がりながら、ともに啓太を救うために頑張るが…。はたして、啓太の運命は!?その他、妖しげな寺からとってもおぞましい依頼を受ける話や、煩悩を具現化してしまう謎のトリの話など、全4編を収録。今回も受難続きの啓太に思わず合掌。

いぬかみっ! 第4巻 電撃文庫

二日酔いの啓太が朝起きて見たものは、大量の生魚と、そして…!!果たして、バラの花びらに包まれて目を閉じていたのは!?　前日の夜にいったい何があったのか。徐々に蘇ってくる記憶の中で、啓太が思い出したこととは…!?　(「聖なる酔っぱらいの伝説」編)。薫の留守を任され、かわいい犬神たち(もちろん啓太なんて大嫌い)のいる家に喜びいさんで行った啓太の運命は…!?(「赤ずきんちゃんたち気をつけて!」編)―などなど。

いぬかみっ! 第5巻 電撃文庫

かわいくて大金持ちで、でもひねくれ者の美少女―。そんな彼女が歌う死の歌に誘われ、啓太とようこは欲望と嫉妬入り乱れて最強最悪？ の敵・死神と戦うことに…。一攫千金か、死か!啓太が最後に手にするものは一体なに?その他、お疲れ啓太がなでしこにた~っぷり癒されるお話、薫の犬神たちが怪談話をやって盛り上がる夏の夜の話など。

いぬかみっ! 第6巻 電撃文庫

特命霊的捜査官・仮名史郎が追いかけていた数々のヘンタイを生み出す魔道具。その中でも最も危険な魔道具の扉が開かれてしまった…。橋の下で史上さいて?な生活をしていた啓太とようこは、魔道具の絵の中で繰り広げられる史上さいて?な戦いへ!そして、大魔導師・赤道斎(やっぱりヘンタイ)と対決するはめに!川平薫の暗躍、なでしこの想いも錯綜して、物語は急転直下。しかもようこは遂に啓太に本心を迫る!ど?する啓太?

いぬかみっ! 第7巻 電撃文庫

300年の時を経て、ヘンタイ大魔道師・赤道斎が現世に蘇った!　さらに、犬神たちが施した封印が破れ、ついに大妖狐復活の日が…!　そして、迎えた運命のクリスマス。聖なる日にすべて人々の密やかな想いが盗まれる。お互いの想いを交差させる啓太とようこ、途方に暮れて街を探し回るともはね、暗闇で穏やかに微笑むなでしこ。彼らの運命は…!?

いぬかみっ! 第8巻 川平家のいちばん長い一日 電撃文庫

ついに舞踏結界の封印を破り、大妖狐が復活!　そして、大魔導師・赤道斉が吉日市の空を暗躍する時、川平薫は琥珀の瞳で己の宿命を見据え、決して譲られぬ戦いに赴く。その最中、ようこは想いを深め、ともはねはくるくると飛び回り、なでしこは密やかにそっと微笑む。壮絶な三つ巴の戦いで、彼女たち犬神が導き出す結論とは果たして何か!?　初めて語られる薫の過去とは!?　猫耳メイドと化した啓太の運命は…!?

4月15日02:41追記
4月8日21:11追記
4月4日00:39初掲載

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2006年4月15日 02:41/最終更新日：2017年11月15日 17:37)

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