米心理学の機関誌「暴力的なビデオゲームは大多数の子供には無害」
米心理学会が発行している「Review of General Psychology」の特別号がビデオゲームを特集したようだ。「暴力的ビデオゲームはほとんどの子供には無害」と研究者より
Review of General Psychologyによると、オランダの大学医療センターのパメラ・カトー氏は特別に作成したビデオゲームがぜんさくの発作を予防。疼痛を和らげる。糖尿病を治療するのに役立つことを報告。米テキサスA&M大学のクリストファー・J・ファーガソン氏は暴力的なビデオゲームは「大多数の子供には無害だが、もともと性格に問題があったり、精神的な問題を抱えている少数の子供には害がある」と述べた模様。
また、これまでの研究で、暴力的ビデオゲームが多くの問題児を作り出していないことが示されていると付け加え「ビデオゲームの人気が高まるにつれて、欧米の子供の問題行動は減り、暴力性も低下し、共通テストでの成績が上がっていることが示されている」と話したとのこと。
この他、米ペンシルベニア州ビラノーバ大学のパトリック・マーキー氏は118人の10代を対象にした調査で、どんな子供がビデオゲームに悪影響を受けるかを予測できることを発見。すぐに怒ったり、落ち込んだり、ルールを破る子、約束を守れない子は暴力的ビデオゲームをプレイした後に敵対的になる傾向があった為、悪影響を受ける子供はもともとある種の気質を持っており、それ故にメディアに影響されやすくなっているとしている。
ブラジルでは暴力ゲームを持っているだけで懲役刑に処せられる法案が提出されたり、ベネズエラでは暴力ゲームを販売すると最大禁固5年の法律が可決されたり、オーストラリアではそもそも18才以上を対象とした暴力ゲームを発売禁止にしているなど、世界中で物議を醸している暴力ゲームだが、こういった学者の研究はどのように生かされるのだろうか?
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