中国製AI「DeepSeek」の衝撃! NVIDIA株が17%暴落!

 中国のスタートアップ「DeepSeek(深度求索)」が1月20日に公開した大規模言語モデル「DeepSeek-R1」がAI業界に衝撃をもたらしている。

 ChatGPTの最新モデル「OpenAI o1」と同等の性能を持ちながら、開発費は100分の1以下。API利用料金は30から50分の1。商用利用でも制限なく使用できるMITライセンスのオープンソースとして提供されている。

 また、利用するGPUも2023年に対中規制の下、チップ間のデータ転送速度を半分に制限した「NVIDIA H800」。最先端GPUを大量に確保せずとも最先端AIが動作することからNVIDIA株が現在17.33%下落している。

 Microsoftが出資するOpen AIの「ChatGPT」、Googleの「?Gemini」、Metaの「Llama」等、米国のビッグテックが兆円規模の戦いを繰り広げていた世界に突如、中国のスタートアップが出現し、最先端GPUを使わなくても動作する様はAI向け半導体で一強状態だったNVIDIAの地位を揺るがした。

 一夜にして景色が変わってしまったAI業界だが、本当にNVIDIAの天下は終わり、AIへの巨額投資ブームは過ぎ去るのか。

 NVIDIAの天下はAMDが競合レベルに追いつくか、BroadcomのカスタムAI半導体やスマートフォンのAIチップの方に需要が流れない限り終わらないと思っていたがAI自体の効率が大幅に向上した……なんて理由でホントに終わったのだろうか? 結局AIを使うにはNVIDIAのGPUを買うしかないのでは? ただ、GPUサーバーが100台必要な企業も効率20倍なら5台、効率100倍なら1台で済むから今年のNVIDIAの売上は大幅に厳しくなって株価は終わるが。

投稿者: (公開日:/最終更新日:)

記事別アクセスランキング(2020年3月-2021年3月)

1位ネタバレしか存在しない『Fate/Zero』のその後の話2012年06月24日
2位シヴィライゼーションVI マップ一覧2020年03月16日
3位単語をバラバラにした「こんちには みさなん」が話題に2009年05月8日
4位小説、ノベル、ゲームシナリオの書き方・作り方2005年10月29日
5位機動戦士ガンダムSEED DESTINY COMPLETE BESTでキラの階級が判明!2005年10月15日
6位海外で嫌われるアニメの女性キャラは「サクラ」「織姫」!2010年06月17日
7位家電芸人の品川さん、PS3をコンポジット接続でプレイし話題に2008年12月30日
8位少年マガジン『デスノート』のパクリを認め、正式に謝罪!2007年12月22日
9位もう1つの第四次聖杯戦争『Fate/Accel Zero Order』内容と相違点2016年05月04日
10位『EVE』『YU-NO』の菅野ひろゆきさんが死去2011年12月26日