16TB SSDが登場! 2028年までにHDDの販売は終わる?
個人向けSSDとしては初の容量16TBのSSD「Team EX2 SSD 16TB(T253E2016T0C101)」の販売が始まった。ヨドバシ.comでの価格は37万2200円の10%ポイント還元。
この大容量SSDを見てしまうと、法人向けストレージを手掛ける米ピュア・ストレージCEOの「今から5年以内、2028年にはもう新規のHDDが販売されることはなくなっていると確信している」の発言通りになる気がしてくる。
一般的なユーザーはSSDで良い
2TB SSDが無名メーカー製で1万円、サムスンcrucialキオクシア等でも1万円中盤。個人的な感覚だと一般的な人はノートPCにSSDだろう。
大容量HDDが必要なのは動画配信サービスに乗り換えずにテレビ番組を録画するHDDレコーダー、録画パソコンユーザー。デジタル一眼レフで撮影した写真のRAWデータを保存しているカメラユーザー。ゲームを一切アンインストールせずにSteamフォルダがHDDを圧迫し続けるゲームユーザー等々。
業務用途を除けば大容量HDDもマニアックな人向けになってきた。ゲームユーザーもロード時間を考えれば本来SSDしかありえない。
HDDとSSDの価格の推移
2023年6月19日時点(価格.com最安値)
1万3630円:WESTERN DIGITAL WD80EAZZ 8TB HDD
1万4100円:crucial BX500 CT2000BX500SSD1JP 2TB SSD
2022年6月22日時点(AKIBA PC Hotline!)
1万2980円:WESTERN DIGITAL WD80EAZZ 8TB HDD
1万9980円:crucial BX500 CT2000BX500SSD1JP 2TB SSD
2021年6月23日時点(AKIBA PC Hotline!)
1万6980円:Seagate BarraCuda ST8000DM004 8TB HDD
2万6620円:Crucial BX500 CT2000MX500SSD1 2TB SSD
2020年6月24日時点(AKIBA PC Hotline!)
1万4060円:Seagate BarraCuda ST8000DM004 8TB HDD
2万3830円:Crucial BX500 CT2000BX500SSD1 2TB SSD
2019年6月26日時点(AKIBA PC Hotline!)
1万5390円:Seagate BarraCuda ST8000DM004 8TB HDD
2万6680円:Crucial BX500 CT2000BX500SSD1 2TB SSD
2018年6月27日時点(AKIBA PC Hotline!)
1万8338円:Seagate BarraCuda ST8000DM004 8TB HDD
5万0780円:Crucial MX500 CT2000MX500SSD1 2TB SSD
2017年6月28日時点(AKIBA PC Hotline!)
2万6050円:Seagate ST8000AS0002 8TB HDD
6万4350円:Crucial MX300 CT2050MX300SSD1 2TB SSD
HDDの最大のメリットは容量単価
今HDDからSSDに乗り換える際に気になるのが容量単価。SSDの値下げは早いが厳密に調べると上記の通りだった。今ちょうど同じような価格にある8TB HDDと2TB SSD。
1TB単価では2017年の8TB HDDは3256円/TB。2023年は1704円/TB。2017年の2TB SSDは32175円/TB。2023年は7050円/TB。1TB単価だと2017年は約10倍差あったのに2023年は4.1倍差に縮まった。
HDDは直近6年で価格が1/2。SSDは6年で価格が1/5になっている。同じペースで製品が進化して値下がりするなら2029年には16TB HDDが1万8850円。8TB SSDが1万3956円ぐらいだろう。このペースなら2029年でもHDDは1178円/TB、SSDは1745円/TBの容量単価は1.5倍差あることになる。
参考
2023年6月19日時点(価格.com最安値)
3万7699円:WESTERN DIGITAL WUH721816ALE6L4 16TB HDD
6万9780円:SAMSUNG 870 QVO MZ-77Q8T0B/IT 8TB SSD
HDDはSSDに比べてデメリットが多い
ただし、HDDは筐体が大きく重く、中身が回転するので騒音があり、SSDに比べると電気代もかかり、ファイルの読み書きが遅い。動作中に衝撃が加われば壊れるリスクも高い。
2028年はまだ価格差が結構残っているはずなので販売が無くなっているかどうかは疑問だが、HDDとSSDが同じ価格になってしまえばSSD一択になるのは間違い無い。なお、HDDが1956年から存在する実績ある記憶媒体という点は個人向けHDDの話では考慮しないものとする。
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