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• 艦これ2014年以降のイベントを振り返る

　ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』夏イベント2015が終了したこのタイミングで、2014年春・夏・秋、2015年冬・春・夏イベントのラスボス戦を振り返ることにした。

　なお、テンプルナイツ管理人はラバウル基地所属の万年大将。ゲームのランクとしては元帥(各サーバー上位1%)の下。艦これのランカーは各サーバーのTOP500以上に君臨する元帥の中の元帥を指す。

春イベント2014：索敵機、発艦始め！

　戦艦等が昼にカットインや連撃を行う「弾着観測射撃」、航空戦でのダメージを増加させる「触接」の実装でゲームバランスが激変した春イベント2014。ラスボスは「離島棲鬼」。

　司令部レベル80以上のラストダンスでは秋イベント2013のラスボス「戦艦棲姫」をお供に従えて来た。また、前哨戦から道中に「戦艦棲姫」が存在しており、道中での大破撤退要因となっていた。

E5通常艦隊
総出撃回数：19回
内ラストダンス：5回
トドメ：陸奥(夜戦連撃)
陸奥装備：46cm三連装砲 46cm三連装砲 三式弾 零式水上観測機

夏イベント2014：AL作戦／MI作戦

　AL作戦に参加した艦娘はMI作戦と本土近海邀撃戦には出撃できず、MI作戦に参加した艦娘はAL作戦と本土近海邀撃戦には出撃できないという二正面作戦、通称「お札」が実装された夏イベント2014。

　ラスボスは秋イベント2013と同じで「戦艦棲姫」。ただ、司令部レベル100以上のラストダンスでは「戦艦棲姫」が2隻出現。通常艦隊では容易に撃破できないお祈り必須編成となった。通称ダブルダイソン。

　この他、イベント直前に戦艦に対してフィット砲を導入。連合艦隊運用時の命中低下と合わせて金剛型、扶桑型、伊勢型に46cm三連装砲、46cm三連装砲、九一式徹甲弾、零式水上観測機を搭載して運用することが難しくなった。

E6通常艦隊
総出撃回数：40回
内ラストダンス：5回
トドメ：陸奥(夜戦連撃)
陸奥装備：46cm三連装砲 46cm三連装砲 九一式徹甲弾 零式水上観測機

秋イベント2014：発動！渾作戦

　防空駆逐艦「秋月」実装で対空カットイン射撃が登場した秋イベント2014。ラスボスは「空母水鬼」。今まで存在した深海棲艦の「鬼」級や「姫」級とは別の「水鬼」級が初めて確認された。2015年9月時点でも「鬼」「姫」を超える深海棲艦の最上位種。

　司令部レベル90以上のラストダンスでは装甲空母姫を2隻従えて来たが、前哨戦の空母ヲ級改flagshipが2隻よりも航空優勢が取りやすく、難しくなったようには感じ無かった。

E4連合艦隊
総出撃回数：7回
内ラストダンス：2回
トドメ：時雨(魚雷カットイン)
時雨装備：61cm五連装(酸素)魚雷 61cm四連装(酸素)魚雷 13号対空電探改

冬イベント2015：迎撃！トラック泊地強襲

　イベント海域の作戦難易度を変更できる新システム【甲・乙・丙作戦】を導入した冬イベント2015。ラスボスは「戦艦水鬼」。ダイソンの愛称で親しまれている「戦艦棲姫」を軽く超えるモンスター艦。甲作戦のラストダンスでは戦艦棲姫を2隻従え、お祈り必須のトンデモ編成で現れた。

　明石によるルート固定があったことから明石にダメコンを積んで出撃。奇しくもボス撃破時に明石轟沈演出が入ってしまった。

E5連合艦隊
総出撃回数：21回
内ラストダンス：12回
トドメ：時雨(魚雷カットイン)
時雨装備：61cm五連装(酸素)魚雷 61cm四連装(酸素)魚雷 61cm五連装(酸素)魚雷

春イベント2015：発令！第十一号作戦

　能動分岐によってルート選択に自由度が増した春イベント2015。ラスボスは冬イベントに引き続いて「戦艦水鬼」。甲作戦のラストダンスでは空母棲姫を従えていた為、航空優勢を取る為に戦闘機をガン積みする必要に迫られた。

　そうは言っても、トリプルダイソンに比べれば撃破は容易と言える編成だった。

E6連合艦隊
総出撃回数：9回
内ラストダンス：2回
トドメ：北上(魚雷カットイン)
北上装備：甲標的 61cm五連装(酸素)魚雷 61cm五連装(酸素)魚雷

夏イベント2015：反撃！第二次SN作戦

　つい先日終わった夏イベント2015。ラスボスは「防空棲姫」。装甲333と戦艦水鬼、泊地水鬼を上回る防御特化ボス。甲作戦のラストダンスでは戦艦棲姫を2隻従える為、撃破することが困難な編成だった。こんな駆逐艦がいるか！

　特徴として、XマスとYマスで複数S勝利することでボスの装甲が薄くなるギミック「障壁破砕効果」があり、見かけ程の装甲では無かった。ただし、ギミックの効果が毎日0時に消える為、ラストダンスにハマるとXY削りからやり直しで出撃回数がうなぎ登りに増えた。

E7連合艦隊
総出撃回数：77回
内ラストダンス：19回
トドメ：雪風(魚雷カットイン)
雪風装備：53cm艦首(酸素)魚雷 61cm五連装(酸素)魚雷 61cm五連装(酸素)魚雷

その他のイベント

春イベント2013：敵艦隊前線泊地 殴り込みは未着任
夏イベント2013：南方海域強襲偵察！は着任1週間後に終了。初めて潜水艦を見ただけで終わった。
秋イベント2013：決戦！鉄底海峡を抜けて！はE4のゲージ回復を突破できなかった。E4には82回出撃した。
冬イベント2013：迎撃！霧の艦隊はクリア。

　イベントの記録をキッチリ残すようになったのは友人らが艦これを始めたのが切っ掛け。その為、友人らが始める前の2013年はゲーム画面等を残していなかった。

　しかし、今から思えば冬イベント2013：迎撃！霧の艦隊は戦闘画面録画しておけば良かったと思う。特にマヤが喋りすぎて五月蠅い戦闘と超重力砲。YouTubeにある「【艦これ】E-3　霧の艦隊　艦隊決戦！　突破動画　迎撃！霧の艦隊　アルペジオコラボイベント」参照のこと。

殊勲艦は陸奥、時雨

　通常艦隊編成の場合は戦艦が止めを刺し、連合艦隊編成の場合は第二艦隊の駆逐艦か重雷装巡洋艦が夜戦で止めを刺す。特に当艦隊では前者が陸奥(2回)、後者が運が高く魚雷カットイン運用が可能な時雨(2回)、雪風、北上の役割となっていた。

　陸奥は2回共に上から4隻目、夜戦で攻撃しない空母を除けば最後尾。1隻目から順に削って言って最後に止めを刺せた。時雨は4隻目と5隻目。

今回のイベントで思い出したゲージ回復の恐怖

　イベントを振り返ると、簡単なイベントなら最終海域でも10回未満の出撃、ゲージ削り回数から見てほぼほぼストレートでクリア。歯ごたえのあるイベントなら20回前後。難しいイベントなら40回の出撃でクリアすることができていた。

　今回のイベントのE7総出撃回数は77回、内XY削り4日分累計40回を含む。XY削りに毎日0時リセットが無ければ1日目の10回と攻略での出撃30回の合計40回で済んだ計算になる。

　総出撃回数77回は結局クリアできなかった秋イベント2013：決戦！鉄底海峡E4の82回出撃に匹敵する記録で、ゲージ回復が無くなってからイベントを全てクリアできていたので忘れていたが、改めて毎日0時リセットや時間によるゲージ回復が私の生活に合わないことが分かった。

　一方、今回見られたギミックは面白い試みだった。でも、当の「防空棲姫」のグラフィックやセリフが変化する、Xマスの港湾棲姫やYマスの離島棲鬼が一定回数S勝利でいなくなる、装甲の値が変わる等は必要だったように思う。

今後のイベントの懸念事項

　有料アイテムの補強増設によって有料アイテムの応急修理女神が使いやすくなってしまった。甲攻略で女神を使わせるような難易度調整をしないか不安を覚える。イベントRTA(リアルタイムアタック)勢が補給増設と応急修理女神前提になりそう。

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2015年9月10日 21:25/最終更新日：2017年11月14日 06:41)

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