冲方丁、二次創作の全面解禁を提案
SF小説『マルドゥック・スクランブル』、アニメ『蒼穹のファフナー』『攻殻機動隊 ARISE』、時代小説『天地明察』『光圀伝』で知られる冲方丁さんが同人誌を始めとする2次創作について提案した。
結論から言えば「二次創作の全面解禁」「メディアミックスを一次創作とする」「ファングループの形成」「海賊版や違法行為を浮き彫りにする」の4点。
結論の4点を下記に要約したが、前提に無責任を絵に描いたような二次創作界隈、権利上の強者がいつでも好きなときに自由に訴えを起こすことができるグレーゾーンといった考察があるので、興味の在る方は冲方丁さんの記事を直接参照されたし。
ちなみにニトロプラスの2次創作ガイドラインも話題になっていたが、同様のものに作家が二次創作同人誌を許可する「同人マーク」が存在している。
二次創作の全面解禁
二次創作は利用規約に基づく限り全て自動的に許諾する形を取り、規約を全うしないものを全て海賊版として扱う。
例として、冲方丁さんの短編小説のスピンアウト、原作としたコミカライズ、また、その原稿の出版社への応募ができるとしている。
メディアミックスを一次創作とする
メディアミックスを二次創作の延長とみなす考え方をやめる。契約を交わして正当な対価を支払っている限り、メディアミックスは独立した一次作品。
なお、原作よりメディアミックスやスピンアウトの方が有名とする例には小説家のロバート・ブロックの名を挙げている。ヒッチコック映画『サイコ』の原作者。
ファングループの形成
特定の登録サイトを設置し、可能な限り、二次創作者の方々に登録してもらう。誰がどんなことをしているかを把握し、会社や行政や警察が動くような事態になってもすぐに対応できる。
海賊版や違法行為を浮き彫りにする
上記を繰り返し続ければ、海賊版、違法ダウンロード、集団窃盗→中古販売といった悪質な行為の規制と抑制をみんなで目指すことができる。
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