カリフォルニア大学、ネタバレは楽しみを助長させる

 カリフォルニア州立大学心理学部のニコラス・クリステンフェルド教授と大学院生のジョナサン・リービットさんがネタバレの影響に関する実験を行った。

 実験ではチェーコフやアガサ・クリスティーらの12本の短編小説を題材に読者における反応の違いを調査。結果、何も知らない状態で読むより、結末を知っていた方が読書を楽しめることが明らかになった模様。

 原因は不明だが、結末を知って読み始める方が読書により深く没頭できるのでは無いかと推察されている。

 興味深い話。でも、ネタバレがプラスに働くか、マイナスに働くかは作品によるし……さらには人による気がしてならない。

 全てのギミックが最後のどんでん返しの伏線のような作品で、ネタバレされると、これは最後に繋がる伏線だな。これも伏線っぽい。これは……なんだろう。とギミックを見逃さずに楽しめるが、どんでん返しのインパクトが無くなる。

 まして、この場合、ギミックを楽しめる人でないと駄目だ。

 ただ、話は変わるが、魔法少女アニメなんか見ないという人に『魔法少女まどか☆マギカ』を具体的なネタバレをせずに見るべきと勧めるのは困難極まり無かった記憶がある。

 いやいや、ロリキャラがフリフリの衣装を着て、かわいく動くアニメじゃあないんだ。もっとこう殺伐とした、希望を見いだすと逆にそのせいで絶望したり、魔法少女同士が殺し合ったり、魔法少女が狩る魔女に返り討ちにあって殺されたり、マスコットキャラクターが陰険極まり無い人の命を弄ぶ詐欺師のようなキャラだったり……比較的、血なまぐさい作品と延々、内容を明かて、興味を引いて、3話まで強引に見させてようやく良さが分かって貰える作品もある。

 それでも、1話、2話の段階では、肌に合わないと言われる分けで、ネタバレしないと第一印象だけで一切見ない(ゼロ)で、ネタバレするとストーリーに興味が出てきて結果、視聴して高評価といった作品は一体どう勧めるのがベストなんだろうか。

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