スペイン、ファイル共有は本の貸し借りと同じと無罪判決!

人類を救う「レンタルの思想」―松井孝典対談集 スペイン、マドリードの地方裁判所で、著作権侵害の疑いで逮捕されたファイル共有サイト管理人に対し無罪判決が出たようだ。この判決に上訴は認められていないとのこと。

 裁判官は「古代から本や映画、音楽などの販売や貸し出し行為は行われてきた。今の時代はより速く、高品質で、インターネットを使って世界的に届けられるデジタルフォーマットとなっているが、昔の紙やその他のアナログメディアとの違いは、主にその媒体でしかない」と述べており、ファイル共有は本の貸し借りと同義という判決が下った模様。

 ただ、この管理人が運営していたサイトはフォーラムなので、日本で言えば掲示板サイト。裁判では「サイトのサーバーに実際のファイルをアップした分けではない」「著作権侵害で直接的に利益を上げていない」といった点が明らかになっているので、違法ファイルのtorrentファイルのアドレスを掲載していた、もしくはtorrentファイルのみをホスティングしていたWebサイト管理人に対する判決と見られる。

 ちなみにスペインでは任天堂がマジコン訴訟を起こしたもののスペインでマジコンを製造・販売は合法と敗訴している。理由はマジコンが自作ソフトウェアを動かすといった正当な目的に利用できるから。

 スペインは2009年12月の海賊版ゲームダウンロード12.5%を占める違法ダウンロード大国。スペイン以下はフランスが7.5%。ブラジルが6%。中国が5.7%と続く。

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