フランスで税金を使った漫画博物館がオープン!

 フランスで6月20日に漫画博物館をオープンした。ほぼ全てを税金で賄ったが、非難の声は無かったとのこと。日本で税金の無駄遣いと非難の声が上がる「国立メディア芸術総合センター」(俗称:国立漫画喫茶)とは対照的だ。

 オープンまでにかかった費用は13億円で、世界各国の漫画5万冊やアニメの原画8,000点を展示。漫画5万冊の内1万5000冊は手塚治虫作品や武論尊、原哲夫『北斗の拳』といった日本の漫画とのこと。

 訪れた人は「本当にいい文化政策だよ」、「漫画は、誰も動かなければ失われかねない文化遺産。 だから、行政が金を出すのはいいことだよ」などと話した。

フランスで漫画博物館オープン かかった費用は約13億円、税金投入には反対意見なし
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00157603.html

 フランスでは漫画やアニメも芸術と捉えている為、税金投入に反対する意見は無かったようだ。

 ……まあ、言われてみれば漫画は保護されていない文化ではある。日本という国は20万点以上の浮世絵が海外の美術館で展示されるまで、自国の浮世絵を軽視してきた苦い経験もある。その辺を考えれば、日本漫画の展示について日本より海外の博物館の方が充実しているなんて珍事は是非とも防いで欲しいとは思う。

 規模で言えば、京都市と京都精華大学の共同事業である京都国際マンガミュージアムが世界各国30万点(漫画単行本は5万冊)を所蔵しているから負けていないけど、残念ながらアニメ分野はあまりカバーしていないのであった。

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