• HOME
 >
• コードギアス
 >
• コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 14 「ギアス　対　ギアス」

シャーリーに正体がバレて修羅場が始まると期待してたら、シャーリーはいないし、ルルーシュも無事。
しかし、ルルーシュの側には、血痕があり、銃が無くなっている。ゼロの正体を見た者は少なくとも撃ったヤツと撃たれたヤツの二人。

拳銃を持って、寮内にいるシャーリー。撃ったのはシャーリーで確定。
だが、場面は意外といつもの学園風景。正体を知った者を探すルルーシュと、当のシャーリーはいないが。

ルルーシュとスザクのやりとりは笑うところか、どうなのかはさておき、
ロイドの、にやついた悪っぽい表情は良い。キャラも底が見えなくて好きだなぁ?。

シャーリーの部屋を家捜し。手がかりを元に成田へ。
そこで、いきなりC.C.が中途半端にゴスロリファッション。何か他に着る物なかったんですか。

  

注目のマオ登場。
手を叩きつつ、ちょっとやる気ないしゃべり口調で相手の心を読んで話す。
それにしても、どっからどー見ても、スクライドのキャラクターです。監督さん(笑

そこで明かされるあの夜の出来事。
撃たれたのはヴィレッタ・ヌゥ。撃ったのはシャーリー。
あー、OPでヴィレッタもヤバそうな雰囲気ではあったけど、シャーリーに撃たれるとは。

マオ「いつまで悲劇のヒロインでいるつもり？　人を殺して男を漁る君はヒロインなんかじゃない……醜悪な魔女だよ」

 

また、拍手とも言えないくらい、やる気なく手を叩き挑発するマオ。
ルルーシュとの対決方法は……チェス。なんでやねん！
初めてチェスをプレイするマオにルルーシュが完璧に読み負ける。
C.C.から聞いてないの？　とギアス能力者であることをバラす。両目は常に赤い鳥が出現。
ボクのは相手の思考を読むギアスと軽率にしゃべりつつ、シャーリーにバトンタッチ。

いきなり、別の能力者の登場で、ピカレスクロマン×ロボットアクション×青春群像劇に能力者バトルが追加された。
能力が能力だけに、駆け引き主体の知能戦スタイルのバトルモノだけど。
それにしても、銀髪系は色男か変態っぽいキャラしかこの世に存在しないのだろうか……(笑

修羅場風景はともかく、目的が不明だったマオの「泥棒猫にはこういう死に方が相応しい」って発言で、C.C.絡みなのは分かったが、C.C.を見つけて外したヘッドホンから聞こえるC.C.のボイス集は笑いが止まらない。

「起きたのかマオ」
「済まなかったなマオ」
「そうだ、マオ出来るじゃないか」
「ありがとう……マオ」

ごめんマオ……変態っぽいキャラかと思ったら、筋金入りの変態でした。ごめんなさい。
マジでC.C.ストーカーと化してますが、ギアスを与えてもらってテレパシストになり、
常時発動系か使いすぎて人の心が止めどなく流れてきて精神崩壊起こしたタイプかも知れない。
もっとも、テレパシストがノイズを防ぐ為にヘッドホンをしてるタイプも見るけど、
C.C.の声を延延と流してるところを見ると、やはりタダの変態かもな(苦笑

マオ「そういう格好もステキだね、C.C.」  

シャーリーにギアスを使い、自分のことを忘れさせたルルーシュ。
BGMも良いし、慰霊碑前で大事な友達を失ったとシャーリーと話すところなどは好きなシチュエーション。
このまま、第一部完。エンディングへと行ってしまいそうな流れだけど、問題はある。

シャーリーから自分の記憶だけを消したのでは、
生徒会メンバーや友達からルルーシュのことを話されるとおかしなことになる。
父親が亡くなったことは覚えているようだし、落としどころとしては、父親を失って母親と一緒にブリタニア本国へ帰国。
これでも、接点が無くなるわけじゃないので、微妙だ。
転校前にルルーシュに告白しないのかと言うお節介焼きがいてもおかしくない。
しかし、俺のことを忘れてこのまま1人で失踪しろは酷すぎる……。

これがDEATH NOTEの夜神月なら、自身の安全の為に殺しそうだが、
どうも、同じ冷徹主人公としては夜神月に比べてルルーシュは精神的に弱い部分が大きい。
妹ナナリーが安心して暮らせる世界を作るためにブリタニア帝国と戦うという根幹自体、妹に依存してる。
だけど、この当たりの脆くはないが弱すぎる部分の葛藤もルルーシュの魅力。夜神月は完璧過ぎ。

港のテトラポッドに血まみれのヴィレッタを発見して助ける扇。
ブリタニアが嫌いなテロリストの割に、ブリタニア人を助ける姿は微妙だが、
ゼロの正体を知ってるヴィレッタがどうなるのかもポイント。
「お前が……ゼロ…・…」とうわごとを言っているので、こちらは記憶喪失系のネタは無さそう。

次週「喝采　の　マオ」
あの微妙な手を叩く仕草が喝采だったのは笑えるが、タイトルになるくらいだから、能力発動条件だったのかも。

あとがき：
機動戦士ガンダムSEED DESTINY以来、久方ぶりのキャプ感想。ホントはリーンの翼 第1話 「招かれざるもの」ぶり。
正直、まともに見始めたのSTAGE10「紅蓮　舞う」からで、年末年始の無料配信を利用してSTAGE8.5を視聴したくらいですが、
『コードギアス 反逆のルルーシュ』面白いですな。

ロボットモノとしても、紅蓮弐式とランスロットとの戦いは良質だったし、
黒いんだけど精神的に弱い主人公のキャラクター造形も魅力的。
白鳥哲さんの名演技によるロイドは喋る度に笑える。
おまけに、病弱設定を無理してるカレンはかわいい。
でも、ここにきて、C.C.絡みのギアス能力者も出てきたので、混沌としてきた。
C.C.大好きなマオは良いけど、ギアスのせいで不幸になったキャラはC.C.を殺しに来そうだし、
黒の騎士団以外の戦闘もありそうで、ストーリーが忙しそう。

というわけで、久しぶりのアニメレビュー・感想ではありますが、継続予定はありませぬ。
今回のは管理人の気晴らし、ストレス発散が目的ですので、毎話レビューはやりません。

それよりも、
コードギアス自体人気もあるし、どこか読んでて面白い感想を書いてるところ知ってたら教えてください。

ああ、後ですね。オープニングでユーフェミアがくるくるっと回ってスザクと映るシーンが、
キラとラクスに見えてきたんですが、皆様は大丈夫でしょうか？　髪も茶色とピンクなもんでダブる。
ランスロットは強すぎて手に負えないバランスの悪い機体じゃなくなりましたが……

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2007年1月19日 19:36/最終更新日：2017年11月15日 17:37)

記事別アクセスランキング(2020年3月-2021年3月)