セガサミー、PSP『初音ミク』がヒットするもゲームは赤字

 初音ミク Project DIVA 2nd 特典 ねんどろいどぷらす 「初音ミク Project DIVA」特典Ver チャーム(仮)付き 10月29日に発表したセガサミーホールディングスの平成23年第2四半期の業績は営業利益468億4900万円、純利益243億4900万円と好調だったが、コンシューマ事業単体では赤字だったようだ。

 コンシューマ事業は家庭用ゲームソフト事業、玩具販売事業、携帯電話・PC向けコンテンツ事業、アニメーション映像事業を合わせたもの。

 家庭用ゲームソフト事業はPSP『初音ミク Project DIVA 2nd』が34万本。PSP『 クロヒョウ 龍が如く新』が25万本。PSP『けいおん! 放課後ライブ!!』が21万本を売り上げるヒットを記録。

 しかし、国内の堅調さに比べ、海外では新作販売が低調に推移した結果、合計販売本数は660万本。内訳は米国320万本。欧州215万本。日本・その他124万本。

 玩具販売事業は『爆丸』が堅調に推移。携帯電話・PC向けコンテンツ事業はPC向けのゲーム配信が堅調。アニメーション映像事業は劇場第14弾『名探偵コナン』のヒットや『爆丸』のロイヤリティ収入が好調に推移

 その結果、コンシューマ事業は営業損失13億600万円となったと書かれている。決算短信には堅調という言葉が多かったが、唯一、家庭用ゲームソフト事業に低調との言葉があった。海外でのゲームの売り上げが響いたと考えられる。好調との言葉はアニメーション映像事業のみ。

 また、セガサミー最大の遊技機事業では『ぱちんこCR北斗の拳剛掌(ラオウ)』シリーズや『CRフルメタル・パニック!TSR』シリーズが堅調。『パチスロリングにかけろ1 ?黄金のJr.編?』『パチスロスパイダーマン3』が好調で、営業利益は476億9400万円に達したとのこと。

平成23年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20101029tanshin_j_final.pdf

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