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• 海外の違法マンガ配信サイト『OneManga』が配信を停止！

　海外の違法マンガ配信サイト最大手『OneManga』がスキャレーションと呼ばれる漫画雑誌をスキャンして、文章を英語に翻訳した漫画の違法配信を7月末までに停止することを決めた。

　漫画の違法配信停止は6月25日に小学館や集英社などが参加するデジタルコミック協議会がスキャレーションに対し、まず米国で法的措置を取ると発表したことが理由となっている。

　違法マンガ配信サイト最大手『OneManga』は月間11億PVを誇るお化けサイト。規模としてはpixivが2009年末に月間10億PVを達成しているので、pixiv並。

　同サイトを利用していた人達からは以下のような声が上がっている。(゜∀。)ｱﾋｬ「スキャンレーション最大手OneMangaが全漫画を削除」にサイト住人発狂より

「俺は漫画を買うことを気にしていないけど、畜生！最新の話が発行されるのに時間がかかりすぎるんだよ！(フィリピン男性)」。「俺はここであらゆる漫画を読んだし、実際に買いもしたんだ…それだってのに、漫画家と出版社にファックだ(オランダ男性)」。

「私は漫画を買ってるって事を言っておくわ。あなた達（出版社）は何が起きてるか知ってるの？ あなた達漫画出版社はもっと早く出版するか、糞でもしてなさいよ。輸送？時間的制限？翻訳？そんなのどうだっていいわ！(女性 学生)」

「ノー！ 畜生、資本家共め！ あいつらは全てを破滅させるんだ！ 神がこの世界を作ったとき、彼は俺たちに支払いを求めなかった。全てはフリー（無料）だったんだ！(男性)」

「率直に言って、これは全て出版社の方が間違ってるわ。皆が漫画を買わないのはとんでもなく値段が高いからだし、（漫画1シリーズに100ドル以上出せると思ってるの？）だからみんな他の方法を探してるわけで、多くの人が1つの漫画についていくだけの余裕が無いのよ(女性)」

　読む限りでは、高すぎて買えないという人と自分の国・地域では売っていない・発売が遅いという人がいるようだけど、前者は最近、話題になった生活保護を受給している母子家庭の母親がマジコンを合法化すべきと言っていることが似ている。

　ただ、後者の方は電子書籍で上手くカバーできるはずなので、出版社にはその点を頑張って欲しい。翻訳よりも国毎の文化の違いに合わせて修正するのが大変らしいけど。

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2010年7月26日 21:31/最終更新日：2010年10月16日 05:45)

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