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• 児童ポルノの消費者は普通の中学生、高校生？

　はてな匿名ダイアリーの「中学高校のとき、何をおかずにオナニーしてたか？」が人気だったので確認してみた。それによると、筆者の経験では広義の児童ポルノの消費者は「危ないロリコン」じゃなくて、大多数が普通の学生だそうだ。

　児童ポルノ消費者が中学生や高校生というのは当たっている。アメリカでは多くの十代が児童ポルノ法で逮捕・起訴されているからだ。アメリカでは、自分で自分の半裸もしくは全裸写真を撮って携帯から送信するセクスティングが流行っており、学校で教師に取り上げられた携帯電話から発見され、逮捕・起訴されるパターンが多い。

　ちなみに女子高生が自分のヌードを彼氏に送ったとして逮捕された事例もある。これも学校で携帯を取り上げられ、自分で撮ったヌード写真があった為に発覚した。海外だけでなく、日本でも14歳の男子中学生が13歳の女子中学生の裸を撮ったとして児童ポルノ製造で逮捕されている。

　こうしたセクティングと呼ばれる行為だが、アメリカのティーンエイジャー(13歳から19歳)の妊娠を防ぐキャンペーンで行われたアンケートによるとティーンエイジャーの20%が自分のヌードを携帯電話を通して送ったことがあるらしい。別の調査では33.3%。

　これを当て嵌めれば、アメリカの13歳から19歳の2割は児童ポルノを製造し楽しんでいる。これが児童ポルノ消費者の何割になるかは知らないが、児童ポルノ消費者に普通の学生がかなりいるというのは正しい。アメリカの場合だが。

　日本でこのセクティングのようなものが流行っているかどうかは知らない。ただ、携帯電話が学生に普及している点を考えれば、いちゃついてる中学生カップル、高校生カップルの何割かは携帯で裸の写真を撮っている＝児童ポルノを製造しているのは間違い無いだろう。

セクティング・児童ポルノに関連するニュース

「児童ポルノ所持」の恐怖：濡れ衣を着せられた高校教頭
セクティング問題を調査したばっかりに児童ポルノ所持で起訴された教頭先生。
自分の子ども達が小さいころに裸で映っている写真がないか家宅捜索された。

セクスティングは現代の「お医者さんごっこ」、カナダの研究者
社会問題化したセクティングを現代の「お医者さんごっこ」のようなものと発表したピーター・カミング准教授。

入浴する場面が児童ポルノとされた事例
児童の入浴写真は児童ポルノとした裁判の結果があった。
単純所持規制が成立していたら、自分の子供の入浴写真の所持で、性犯罪者になっていたっぽい。

中学生が好きになるのは中学生。高校生が好きになるのは高校生

　内容にあまり触れなかった「中学高校のとき、何をおかずにオナニーしてたか？」だけど、「中学生が好きになるのは中学生。高校生が好きになるのは高校生」「エロ漫画やエロゲーのクオリティがあがって、普通のひとの鑑賞に堪えうるレベルになったことで（あと桂正和先生のおかげで）二次児童ポルノでオナニーする学生はすごく増えてる」など、これだけをメインテーマにしたスレッド立てても良さそうな話を展開している。

　パッと考えても。中学生が好きになるのは中学生……が多いかも知れないが、高校生に憧れたり、若い先生に憧れたりする奴もいるし、高校生なら、中学生が良いと言ってロリコン扱いされる奴もいる。

　ズリネタが二次元というのも、桂正和先生のコミックを持ってたり、読んでた奴の数から考えれば多かったかもしれないが、一般論としてホントに通用するかな？　と。

投稿者:九嶋秀二郎 (公開日：2009年7月24日 20:49/最終更新日：2017年11月15日 17:35)

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