BLOOD THE LAST VAMPIRE

 TVアニメ、BLOOD+が放送される前に見ようと思ったものの、時間が取れずに視聴を後回しにしてしまった映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』。48分の短編映画で、BLOOD+の主人公と同じ『小夜』という名前の日本刀を持ちセーラー服を着た少女が主人公の話。この映画だけじゃ説明不足で翼手はただの化け物だし、小夜については冒頭で触れられた唯一のオリジナルってこと以外はさっぱりな作り。という説明が無い作品なのだけれど、大筋は少女が化け物を狩る者でアメリカンスクールに潜んでいた化け物を狩る話。とてもシンプル。

あらすじ

1966年、秋。ベトナム戦争の真っ只中。街では不審な自殺が相次いでいた・・・。
地下鉄・銀座線、浅草行最終列車。車両にたたずむひとりの少女。大人をも射すくめる強い眼差しと、堅く結ばれた唇が秘めた意志を物語る??彼女の名は小夜(SAYA)。人間社会に身を潜めた吸血鬼<翼手>を倒すため、「組織」が送り込んだ救世主だ。小夜はセーラー服に身を包み、日本刀を武器に基地内のアメリカンスクールに潜入する。

冒頭2分でいきなり電車に乗っていた男を小夜が斬りつけます。
その後、電車が止まってからディビットとその相棒が『翼手』の確認と次なる標的を知らせる為にやってきます。
で、ただの一般人にしか見えない男の惨殺死体を見た相棒が騒ぎますが、
その時に言った『神』という言葉を聞いた瞬間に小夜がキレる。
……本編でもう一度、『神』と言ったらキレるシーンがありますが、これについては説明はありませんでした。

そして、次なる標的が潜伏している米軍基地に併設されてるアメリカンスクールへ体験入学します。
で、ここで小夜が匂いで翼手が食堂としている場所を探し当てる。……小夜は匂いで翼手が見分けられる描写。
そこがまあ、保健室なので、保険医が当然います。
この名もない保険医が声優キャストの2番手にいたりします(笑

短編なので主人公と敵以外にキャラを立ててる時間が無いのは分かりますが、名前くらい付けてあげて欲しかった次第(爆

ま、この保険医がアメリカンスクールの女の子2人に化けていた翼手に狙われるんですが、
小夜が急に入ってきてズバッ! っと化け物になる前の女の子を日本刀で斬りつけるもんだから、
保険医の人かなり怯えます……まったく不憫な人だ(涙

ディビットさんは外で3体目に拳銃で応戦しつつ、小夜に頼まれていた新しい刀を届けに行ってます。
でも、中では刃こぼれしていた刀が折れ、小夜が二体目に苦戦中。
逃げだした保険医さんが、軍人さんに助けを求めますが、
ハロウィンの日の化け物なんて生徒のイタズラと笑ってついて行った軍人さん、BLOOD+の先生と同じ死に方をしちゃいます(爆……なんか、分かりやすい洋画と同じように死ぬキャラが見えるBLOODシリーズのギャグでしょうか(ぉぃ

ディビットさんから、新しい刀を受け取った小夜が翼手を2体、撃破した後、
生き残った保険医さんが事情聴取を受けるシーンで終わりですが、翼手だった生徒は転校扱いで、
争った形跡も何も綺麗に無くされていて、誰に話しても信じてもらえない保険医の前に、
「あなたの見たモノはこれと同じですか?」と1896 VAMPIREと記された小夜のモノクロ写真を示されます。
……ここまで来て小夜と吸血鬼が直接的に表記されるんですが、これで終わりなので翼手とは何なのか、小夜は何者ってのが欠落してます。

これについては、
BLOODシリーズが小説、漫画、映画、ゲーム、TVアニメで展開していて、
主人公がどれも小夜という少女であることを考えれば、謎にしてあるのは意図的ととれます……
ただ、どの話も微妙に異なる設定らしく、翼手についても少々、媒体によって違ってるみたいなので、
この辺、非常に分かりにくい。
原因は押井守氏がアニメの企画を教えた『押井塾』にあるような気もします(笑
この『押井塾』に残った神山健治氏と藤咲淳一氏の企画を合わせたのが『BLOOD THE LAST VAMPIRE』らしく、
各メディア毎に押井守、神山健治、藤咲淳一の名前がどれか一つ見受けられるバラバラ感は、
細かい部分を各人が作りたいように作れるようワザと細かい部分の設定に一貫性を持たせなかったのでは無いか? と思えます。

BLOODシリーズ

・映画
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・ゲーム
BLOOD The Last Vampire (上巻)BLOOD The Last Vampire (下巻)
BLOOD THE LAST VAMPIRE 上巻・下巻
ドラマを見ている感覚で楽しむアドベンチャーゲームの「やるドラ」シリーズ。
プレイステーションから始まったそのシリーズの、プレイステーション2用ソフト第2弾。
シリーズ初の上・下巻に分かれた大作になっている。
amazon価格:6,090円

2000年に出たゲームなので中古ゲーム屋探した方がリーズナブル。
調べてると、攻略本とか攻略サイト見ながらじゃないとクリアできないって発言が……(苦笑
ゲームとしては面白くないらしい……突貫するなら、1,000円台か?(ぇー

・小説
獣たちの夜―ブラッド ザ ラストバンパイヤ獣たちの夜―BLOOD THE LAST VAMPIRE角川ホラー文庫

獣たちの夜―ブラッド ザ ラストバンパイヤ
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獣たちの夜―BLOOD THE LAST VAMPIRE角川ホラー文庫
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闇を誘う血―BLOOD THE LAST VAMPIRE富士見ミステリー文庫
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上海哀儚―ブラッド・ザ・ラストバンパイヤ
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・漫画
Blood
BLOOD―The last vampire 2000 角川コミックス・エース
楽天ブックス価格:588円
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・書籍
BLOOD THE LAST VAMPIRE公式ビジュアルブック
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BLOOD THE LAST VAMPIREビジュアルドキュメントDragon magazine collection
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・アニメ
BLOOD+
ソニーグループの動画配信サービスAIIで放送1週間無料視聴可
1週間以上経った放送話は210円/3日間とのこと。


かなりのメディア展開が行われてますが、アニメと映画を両方見てみると二つの間にある相違点とかが見えてきて、ちょっと面白いと感じ始めてきました(笑
手軽なコミックのBLOOD The last vampire 2000なんかは手に取りやすそうだけど、角川ホラー文庫とか目にとまるとこれ深夜アニメが丁度良いんじゃないかな?血が飛び散る描写は多そうだしって考えがより深まりました(爆
ただ、映画版の小夜は人間味がほとんど無く冷血なイメージが強いのに、TVアニメ版は1話限りではただの人間だし、家族がいることなんかも考えれば、かなりイメージが違ってたり……

投稿者: (公開日:/最終更新日:)

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